我々軍様は裏表が激しいようで…#2【軍パロ】

42話 ページ4

ut side

すみずみ館内を調べた。

私室、談話室、会議室、医務室、客室、図書室…

全部調べたんやけど…

…どこにもおらへん。

じゃあ外やな。

なんかゾムに


zm「そんな急いでどうしたん？大先生。…あ、もしかして？w」

ut「そんなんちゃうわ、じゃあね」

zm「…遊べや(ﾎﾞｿｯ)」


…はぁ…ゾムさんの近くに行かんとこ、マジで。

てか外出るの久々やな、

…街？街か？

俺の勘と情報がそう言うとる()

…よし、行くか。

…あんまり行きたくないけどな。


(時間戻します)


…ってことで街…あれ？

…なんでこんなにも…人がいないんや…？

…とりま探そ、こんだけいないと見つかりやすいし。


ｶﾞﾔｶﾞﾔｶﾞﾔ…


なんやうるさいな…

なんで人が集まってんねん…

…中心に誰かおるんかな？

…よし、幹部の特権使うか


ut「ごめん、通してくれるか？」

mob「鬱様！？どうぞどうぞ！」

mob「すみません！」


…偉いな…逆に怖いわ…

んで、中心にいるのは…？


you side


？「ごめん、通してくれるか？」


…あれ？この声は…


ut「…Aちゃん！」

『鬱先生…！』

ut「あれ？…シッマ達は？」

『それが…！』


ナイスタイミングで鬱先生が来てくださいました。

事情を諸々話すとすぐに納得して…


ut「心当たりはある？なんか…様子がおかしかったとか…」

『いえ…特になかったです…』

ut「…ねえ、ここに幹部おったの知っとる人誰？おったらちょっと前出てきてくれるか？」


そう鬱先生が言うと18、9人くらいの人が出てきました。

…意外に多くてびっくりしてます…


ut「…じゃあそん中で幹部がどこに行ったか知ってる人は？」


3人に減りました。

…幹部の力ってすごい…！


ut「1人ずつ聞いていい？」

mob「あ、はい。…幹部様達は何かを探すようにずっとキョロキョロしていました。」


…ずっとキョロキョロ？


mob「私はそれ以外は見ていませんね…」

ut「…おけ、ありがと。次。」

mob「僕は幹部様達が誰かと話してるのを見ました、黒いフードを被った人が3、4人…くらいで幹部様の目の前に立って話してました、少しだけですけど…」


3、4人の黒いフードを被った人…？

誰なんでしょう…


ut「…うーん、次は？」

mob「俺はちょうどそこら辺で少し買い物をしていて幹部様が前にいたのは見たんです、一回目線を自分の欲しいものを買った後…気になって見てみたんです、そしたらいなくなっていて…」

ut「…なるほど？」

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