＊オッサンと小さな少女 ページ46
これは謎のオッサンのお話。
オッサンと小さな少女のお話なのである。
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昔、１度だけ人間の街に行ったことがあった。
理由はただの好奇心...かな。
私は一つの地にしか止まれない妖。
ある一定の範囲から出てしまえば
私は半分ほとの力も出なくなる。
それをわかっていて地を離れ
街を歩き回っていた。
ここの土地は思ったよりも妖力の消費が激しく
いつの間にか干からびていた。
まぁ、自業自得だな。
早く帰らなければと足を急がせるけど
もうクタクタで動けない状態だった。
もうここでくたばるのかとも思った。
人間には私の姿は見えない。
だがら私を助けてくれる人もいない。
諦めかけたその時1人の少女が話しかけてきた。
そう、それがAと私の初めての出会い。
幼かったAは他の子より見えやすい体質だったらしい。
干からびた私を引きずって私の土地まで連れて来てくれた優しい子。
命の恩人。
私は義理堅い妖。
借りは返す主義なのだ。
だからいつかAの願いを叶えてやろうと。
それからAのことをよく見るようになった。
大きくなるにつれて、Aの願いがはいっきりしてきた。
干からびた私に差し伸べてくれた手がどんなに嬉しかったか。
それと同じぐらいの喜びをAにあげたかった。
だからトリップさせることにした。
まぁ、今のAはそんなこと覚えてないのかもだけどね。
ーーーただただ私は彼女の幸せを願っている
...fin...
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さくらんぼ( ´ ▽ ` ) - 子狐の一人称は「僕」じゃないですか？ (2018年4月3日 6時) (
レス) id: 804ddc61d1 (このIDを非表示/違反報告)
紫小夜(プロフ) - アキアカネさん» 泣いて貰えるなんてとても嬉しい限りです♪御愛読ありがとうございました。 (2016年12月3日 22時) (レス) id: ae95ac8a3b (このIDを非表示/違反報告)
紫小夜(プロフ) - みはしのさん» あひがとうございました(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2016年12月3日 22時) (レス) id: ae95ac8a3b (このIDを非表示/違反報告)
アキアカネ - すごく感動しました。読んでる途中に泣いてしまいました。最後もすごく感動しました。(泣く)ぐす (2016年12月3日 21時) (レス) id: 9c3b01e006 (このIDを非表示/違反報告)
みはしの - あああああ続編も面白かったですうううう!!マジ感動しました!!夏目くんと夢主さん、お幸せにしてくださいいいいい (2016年11月27日 16時) (レス) id: 9a292b623f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫小夜 | 作成日時：2013年8月9日 15時
