＊６７話 魔封じの鏡 ページ30
どんな神経してんだよ...
皆がその言葉にソワソワしてると、
ニャンコ先生が胸を張ってこう言った。
ニャ「そこで、この私が超特別に飲み仲間から
魔封じの鏡をもらってきてやったぞ！」
ペカーと言う効果音と共に鏡を取り出した。
多軌「すごい！」
『おぉー！』
夏目「どうしたんだ俺！？先生が頼もしく
見える！やっぱり目をやられてる！」←
酷い言い草だなおいｗ
ニャ「人の手でこの鏡に奴の目を映し、
封じの呪文を言えば済むんだが...」
『？どうしたの』
ニャ「相手の姿が見えてないとそれは難しそうだな。」
多軌「私の陣に誘いこめれば可能になるってことね。
ーーー何とか私を餌に出来る方法はないのかしら。」
夏目「多軌...」
『そんな危ない事多軌にやらせるわけには
いかないよ！多軌がするんなら代わりに私がやる。』
ニャ「多軌は分からんが夏目は餌に出来るぞ
もちろんAもだが、力が強いから
美味そうな匂いがするし！」
あ、なんか夏目と多軌が落ち込んでるー
ニャ「触れて奴もお前が「友人帳」持ちの
「夏目」だと気付いただろうしな。
退屈している妖に友人帳は魅力的だ。
お前がこの辺りをうろつけば、釣られて奴も
きっと出てくる、お前は特別だからな。
まぁ、Aも特別と言ったら特別だな。
お前は夏目と違って鑑賞用として魅力的だからな。
妖は美しい者が多いがここまで整った奴は
滅多におらん。だから、今回みたいな奴には
くれぐれも注意をせぬと、厄介な事になるぞ
なんたって、今回の奴は万物を苦しめては、
喜びを感じる奴だからな。」
さらっと言い切ったよこのブタ猫。
簡単に言えば私が捕まったら苦しめられるぞ
って事じゃんかよ！やだよそんなの！！
私の苦しむ姿を見て相手は喜んでんだろ！？
うぇー、ゾッとしてきた。
多軌「＿＿特別？「友人帳」って...？」
夏目・貴「「ビクッ」」
夏目「...悪い、詳しくは話せないんだ。
ちょっと厄介なもので...でも...祖母の
たったひとつの遺品なんだ...」
ぽつぽつと夏目が多軌に話していく。
多軌「＿＿そう...じゃあ夏目くんの
「宝物」なのね。」
ふわっとそう笑って多軌は言った。
夏目「＿＿うん...そうなんだ。」
よく言ったぞ！多軌！！
私は心の中で涙を流しながら叫んだ。
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さくらんぼ( ´ ▽ ` ) - 子狐の一人称は「僕」じゃないですか？ (2018年4月3日 6時) (
レス) id: 804ddc61d1 (このIDを非表示/違反報告)
紫小夜(プロフ) - アキアカネさん» 泣いて貰えるなんてとても嬉しい限りです♪御愛読ありがとうございました。 (2016年12月3日 22時) (レス) id: ae95ac8a3b (このIDを非表示/違反報告)
紫小夜(プロフ) - みはしのさん» あひがとうございました(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2016年12月3日 22時) (レス) id: ae95ac8a3b (このIDを非表示/違反報告)
アキアカネ - すごく感動しました。読んでる途中に泣いてしまいました。最後もすごく感動しました。(泣く)ぐす (2016年12月3日 21時) (レス) id: 9c3b01e006 (このIDを非表示/違反報告)
みはしの - あああああ続編も面白かったですうううう!!マジ感動しました!!夏目くんと夢主さん、お幸せにしてくださいいいいい (2016年11月27日 16時) (レス) id: 9a292b623f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫小夜 | 作成日時：2013年8月9日 15時
