＊５９話 巨人と流し目 ページ22
小さい頃から時々変なものを見た。
他人には見えないらしい。
それはおそらく 妖怪 と呼ばれるものの類。
━━━下校中━━━
西村「＿でさぁ、５組にすごく可愛い子が
居るんだけどさちょっと変わってて...夏目！」
夏目「え？ああ...」
西村「聞いてるか人の話？」
夏目「あぁ、ごめん。何か “ ずしんずしん ”
うるさくて...」
北本「ん？何も聞こえないぞ？」
夏目「...そうか悪い、俺の気のせいだ。」
北本「雨宮もさっきからキョロキョロしてるよな。」
『え？してないよぉー！ｷｮﾛ(･ω･`三´･ω･)ｷｮﾛ』
西村「キョロキョロしながら言っても無駄じゃんw」
『えへ...へ？』
・・・え
西村「どうしたんだ？」
『何もないよ！うんっ！』
さっきから聞こえる音はこのせいか...
夏目もそろそろ気づくかな？
音が大きくなってきているから。
夏目「！？」ぶっ
『え！？夏目wちょっww』
夏目が飲んでいたジュースを吹き出した。
まぁ、その理由はさっきから “ ずしんずしん ”
いわせている妖怪なんだけどねっ☆
えぇ、もうそれは！大きな体で！
アレですよ、巨人！嫌、巨人以上ですね！
だって見てくださいよ！頭半分雲に入ってますからね！？
どんだけでかいのって！！
西村「どうした！？急に！」
北本「大丈夫か、夏目？」
みんな心配している、優しいな。
だが、私は心配なんぞしないぞ！？←
だって、吹き出した原因知ってるしwww
まぁ、驚くのも無理ないか！
夏目「ゴホッボコボコ...大丈夫だっ少し器官に入っただけだから。」
といいながら夏目は妖の方をもう一度見る。
すると、妖がこちらを向こうとしている。
目が合う前にギリギリでそらす。
夏目「！！！(ひぃっ)」ふいっ
前を向いていた夏目が後ろを向く。
必然的にも私や西村、北本の方を向く事になる。
北本「はっ！夏目が俺に流し目を！？」
『ぶふぉっwww』
西村「早まるな夏目まだこれからだ！！」
『あひゃひゃっwww』
夏目「・・・」
『なっw夏目ってwwwそんな...ﾌﾞﾌｯ趣味がw
あったの！？wぶはっww』
やばwwwツボったwwひぃひぃw
バシッ
『あたっ』
夏目に叩かれた。
夏目「笑いすぎだっ」
ちょっと拗ねてる夏目...可愛いよっ！！！
『ふふっごめんねっヽ(*´∀｀)ノ
あ、私こっちだから！じゃーねぇー！
気をつけて帰るんだぞーっ！』
夏目「俺も、また明日っ」
北本「あぁ、じゃーな！」
西村「そっちも気をつけてね！んじゃ明日！」
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
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さくらんぼ( ´ ▽ ` ) - 子狐の一人称は「僕」じゃないですか？ (2018年4月3日 6時) (
レス) id: 804ddc61d1 (このIDを非表示/違反報告)
紫小夜(プロフ) - アキアカネさん» 泣いて貰えるなんてとても嬉しい限りです♪御愛読ありがとうございました。 (2016年12月3日 22時) (レス) id: ae95ac8a3b (このIDを非表示/違反報告)
紫小夜(プロフ) - みはしのさん» あひがとうございました(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2016年12月3日 22時) (レス) id: ae95ac8a3b (このIDを非表示/違反報告)
アキアカネ - すごく感動しました。読んでる途中に泣いてしまいました。最後もすごく感動しました。(泣く)ぐす (2016年12月3日 21時) (レス) id: 9c3b01e006 (このIDを非表示/違反報告)
みはしの - あああああ続編も面白かったですうううう!!マジ感動しました!!夏目くんと夢主さん、お幸せにしてくださいいいいい (2016年11月27日 16時) (レス) id: 9a292b623f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫小夜 | 作成日時：2013年8月9日 15時
