＊５１話 キノコと紙飛行機 ページ13
狐ちゃんside
ナツメ達を追っていたら何かが空へと飛んだ。
狐(飛んだっ！)
私がそれを見たのは、初めてで夢中になって追っかけていた。
そして、しばらくするとそれは地面へと落ちてきた。
うわぁーと見とれているとハッとなり辺りを見回すが誰もいない。
狐(...あっあっ！？いないー！？＿...)
どこに行ってしまったのだろう...
とりあえず私は多分こっちと思う道を進んでいった。
ポタッポタ ポタポタポタ ザァーーー
いきなり雨が降り出した。私は近くにあった、
葉っぱを引っこ抜き傘にした。
あの人達は確か傘を持っていなかった...
濡れちゃうよね、そう思い私は自分がとった
物と同じような葉っぱを２枚持ちあの二人を探した。
何分か経つと二人を見つけた。
渡しに行くか行くまいかと考えていたら、
シッポが近くの草に当たってしまった。
ガサッ
すると、あの二人は気付いたようにこちらを見る。
私は二人に傘を渡した。
すると二人とも「ありがとう」って言ってくれたんだよ！
そのあと二人は帰って行き、私も母さまの所へと向った。
狐「ふふ、ふふっ。母さま私も役に立てましたよ！
「ありがとう」って！もう約たたずじゃありませんよね？」
明日もキノコをいっぱい採ろう。
そして、余ったらまた分けてやろう。
ガサッ ガサッ
狐「ビクッ:(；ﾞﾟ'ωﾟ'):」
妖１「おやチビ狐。まだ懲りてないのか。」
狐(きゃーーーっっ｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡)
妖２「出て行けって言ったろ。」だしっ
妖２が私を踏みつけた。その拍子にキノコと
紙飛行機が散らばる。
狐「！」
妖３「そうだ弱虫目障りだ。」バシッバシッ
妖達が私を殴る。蹴る。
狐「い...痛いっ...痛い。」
妖１がキノコの方へと歩く。
狐「っ！やめ...」
ぐしゃっ
狐「っっ！」じわっ
妖１がキノコを踏みつぶした。
紙飛行機も、もうボロボロだ。
私はまた殴られ蹴られる。
妖３「約たたずは消えろ。」 バシッ
妖２「消えろ約たたず。」 バシッ バシッ
狐「...っ」ポロ ポロ
ズキッ ズキッ
...違う .......違うっ。もう、約たたずじゃない！
ありがとうって...ありがとうって！言われたもん！
私にだって役に立てたからっ！！！
がぶっ！！
私は思いっきりちょうど叩いて来た妖１の手を噛んだ。
妖１「ぎゃっ」
妖１「こ、こいつ反抗しやがった...は、はなせっ」
ガッ ガッ さっきよりも強く殴って来る。
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
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さくらんぼ( ´ ▽ ` ) - 子狐の一人称は「僕」じゃないですか？ (2018年4月3日 6時) (
レス) id: 804ddc61d1 (このIDを非表示/違反報告)
紫小夜(プロフ) - アキアカネさん» 泣いて貰えるなんてとても嬉しい限りです♪御愛読ありがとうございました。 (2016年12月3日 22時) (レス) id: ae95ac8a3b (このIDを非表示/違反報告)
紫小夜(プロフ) - みはしのさん» あひがとうございました(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2016年12月3日 22時) (レス) id: ae95ac8a3b (このIDを非表示/違反報告)
アキアカネ - すごく感動しました。読んでる途中に泣いてしまいました。最後もすごく感動しました。(泣く)ぐす (2016年12月3日 21時) (レス) id: 9c3b01e006 (このIDを非表示/違反報告)
みはしの - あああああ続編も面白かったですうううう!!マジ感動しました!!夏目くんと夢主さん、お幸せにしてくださいいいいい (2016年11月27日 16時) (レス) id: 9a292b623f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫小夜 | 作成日時：2013年8月9日 15時
