ドタバタ学園生活!?3【ChroNoiR】 ページ5
破天荒な後輩3人と楽しく、にさんじかんめを過ごした私は自分の教室へ戻ろうとした途中で、また厄介な奴らに絡まれた。
叶「Aちゃんお昼一緒に食べようよ〜」
葛「Aあのゲームやった?」
「先輩達同時に話すのやめてください」
私の右手側にいる茶髪の優しそうな先輩は叶先輩、仲良くさせてもらってる方ではあるけど、なんだか裏に秘めた何かがありそうで少し怖い所もあったりする。
左手側にいる白髪の目つきの悪い先輩は葛葉先輩、人見知りらしいけど私には懐いてくれているらしく、よくゲームの話をしてきてくれる。
叶「Aちゃん、今日髪型違うの似合ってるね、世界一可愛いよ、本当に」
「えっと…ありがとうございます?」
葛「なぁお前このゲームやった?」
「え、なにこれ知らない」
葛「これな実はな…」
葛葉先輩がグイッと顔を近付けてきた。
正直周りの目が痛い、とても痛い。
この2人は文化祭でChroNoiRというコンビを組んで歌を歌ってから、学校のアイドルのような扱いでモテモテなのだ。すなわち女子人気がえぐい、バカみたいにモテてる。
なのに自覚もないのか、2人は全く気にせずどんどん距離を詰めてくる
「叶先輩も葛葉先輩も近いよ」
叶「近付いてるからね、Aちゃんに」
「怖い…叶先輩こわい」
叶「怖くないよ〜」
葛「なにおまえ、なんか遠慮してんの?」
叶先輩からポッキーを貰い、食べながら葛葉先輩がこちらを見てくる、顔近顔良?!
「そりゃ多少はね」
葛「ゲームで俺の事煽るの好きな癖によく言うよ、」
「それとこれとは別ね」
叶「また暇な時部室おいでよ、一緒にゲームしよう」
「まぁゲームはしたいから暇だったら行く…ます」
葛「今更敬語使ってどうすんだよ笑」
「なんとなく一応気を遣ったの!」
叶「僕はAちゃんになら好きなだけタメ口で話されたい」
「叶先輩は発言怖いからやだ」
叶「えー、残念。お昼はまた今度誘うしかなさそう」
「よく分かってんじゃん…むぐっ!」
葛「ふは、相変わらずでけぇ態度」
私の教室の前に着くと、葛葉先輩が私の口にポッキーを突っ込んで楽しそうに笑った
叶「じゃあ僕達も教室戻るね、また後でね」
「後でじゃないですさよなら叶先輩」
葛「授業真面目に受けろよ」
「葛葉先輩がね!2人ともばいばーい」
叶「Aちゃんまたね」
ChroNoiRのおふたりに手を振ってポッキーをぽりぽり食べていると後ろから大声で私を呼ぶ声が聞こえた。
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ゆきな(プロフ) - この作品大好きですっ! よければもっと見たいです、!! (2022年3月23日 21時) (レス) @page9 id: 126d04dc7e (このIDを非表示/違反報告)
かへ(プロフ) - みりんさん» 泣いちゃいます!ありがとうございます!励みになります! (2022年1月28日 13時) (レス) id: 5366c0b378 (このIDを非表示/違反報告)
みりん - 良すぎる!!作者さま天才すぎませんか? (2022年1月27日 22時) (レス) @page9 id: 88ede234aa (このIDを非表示/違反報告)
月雛(プロフ) - naunoさん» ありがとうございます!凄く嬉しい!励みになります! (2022年1月27日 16時) (レス) id: 5366c0b378 (このIDを非表示/違反報告)
nauno - めっちゃ誤字ってる、、w pcで書いてて、、すみませんw あ、好きですwwww頑張って下さいw (2022年1月16日 2時) (レス) @page7 id: f00a327d4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かへ | 作成日時:2022年1月8日 22時