#33 ページ33
shａ「久しぶりやなぁA！」
rｂ「久しぶり、とうとう俺らも20歳に…」
ut「酒飲めるで、酒！はよ飲も！」
「もう、騒がないでよwww」
tn「お前らももう20歳か…早いなぁ」
「トントンおじさんだね」
tn「うるさいわ、まだ25じゃ」
shp「あれ、先輩指輪なんかしてました？」
Ci「ほんまやー！！！結婚しちゃうんすか！？」
「あー、これ？」
緑色のパーカーを着た女性は綺麗な色の宝石が埋め込まれた指輪を愛おしそうに撫でながら懐かしむような口調で言った
「大好きな人と約束したんだ、結婚するって」
Kn「なんやそれ、聞いてないで！」
rｂ「え、もう結婚するん！？」
Ci「俺が許さへんで！w」
「あはは…」
Aの隣に座っていたトントンは悲しそうな瞳で彼女を見つめていた
あの日の夜
帰ってきた彼女は号泣しながらこのパーカーと革手袋を抱きしめながら帰ってきた
そのパーカーが親友のものだと気が付いたトントンは彼女を、優しく撫でて呟いた。
tn「ゾムは幸せだったと思うで」
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em「おや、もう無くなってしまいましたか」
mn「エミさん飲むの早いんやってw誰かお酒買ってきてや〜」
「なら私行くよ！」
ut「え、夜道危ないで、俺がついてこか？」
「大丈夫！一人で行けるよw」
tn「…気をつけるんやぞ」
「はいよー」
2年ぶりにここに来たAは山の中に足を踏み入れた。
暗くて、正直怖かったがどうしても見に行きたかったのだ。
「懐かしいなぁ」
思い出の場所であるベンチに腰をかけて空を見上げた
「忘れてないよ。ずっと、ずっと覚えてる」
綺麗な星空に手を伸ばした。
「私の中で永遠にゾムは生きてるよ」
あの夏の日
私にとって1番大切な夏だったから。
頬を流れた涙を拭ってくれる彼はもう居ない。
それでも、私は幸せだった。
「貴方がずっとそばに居るから」
指輪に小さくキスを落としてAは山をおりた。
山をおりている途中、Aに1匹の蛍が近付いてきた
手を伸ばせば、指輪に止まり、そのままどこかへ飛んでいってしまった。
「…また来るよ」
彷徨う時の中で君と恋をしたことは
一生忘れないよ
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かみぶくろ - 初めて小説で号泣しました…emさんの好きな人ってスキマ妖怪の人ですか？！気になるぅ… (2021年4月29日 19時) (
レス) id: 0442811e47 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 部屋で一人で見てたんですが、泣きました。×××。で二人幸せになってほしいな。 (2020年5月14日 20時) (レス) id: 62683d4e75 (このIDを非表示/違反報告)
クリーパー - え、好きです。 めっちゃ好きです！ 近くに友達居たんですけど、部屋出てった瞬間涙が溢れでてきました。 終わり方AもBも好きです！ ×××。も素敵でした！ (2020年4月27日 15時) (レス) id: 33077900eb (このIDを非表示/違反報告)
小雪 - secret zoneの君がくれたものが合いそうな作品だな･･･とにかくいい作品でした！ (2020年4月23日 10時) (レス) id: 39e636922e (このIDを非表示/違反報告)
彼方。 - 泣いた。は??泣いt(((( 何か物事全部うまくいくわけやないんやなって思いました…大切な人との時間はその人以上に大切にしなあかんわ!!!!!好きです。rbrさんの方も好きですけど、こっちもめっちゃ好きです!!!!!これからも頑張ってくだしあ!!!!!! (2019年9月3日 11時) (レス) id: 16501d6f8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月雛
| 作成日時：2019年8月18日 2時
