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覚えている3 ページ15
A視点
我々国から逃げてきた
馬鹿ですよね
逃げ切れる筈がないのに
だけど耐えきれなかった
メロディー国に帰ってきたら
姉様達驚いていました
当たり前ですよね
実の妹が傷だらけなんですから
私は暫くメロディー国にいることにした
レイカ視点
A様が帰ってきた
本来なら喜ぶはずだが
こんな状況で喜べるはずがない
何故なら帰ってきたA様は、
【傷だらけだったのだから】
A様に事情を聞くと
仲間だったココアと言う女に裏切り者にされたらしい
私は許せなかった
確かな証拠も無いのに
勝手な思い込みでA様を
裏切った奴等を
暫くしてA様は、我々国に帰ると言い出した
私達は、必死に止めたがA様は、聞かなかった
そしてA様が我々国に帰ると言ってから
一週間たとうとしたところ
突然入った報告
【A様が窓から飛び降りて死んだと】
私達は、我々国を恨んだ
そして決意した
我々国との戦争でA様の仇を取ると
戦争は３日間にもわたる大きな戦いだった
結果は、メロディー国の勝利だった
我々国の幹部の最後の言葉は、
【Aを信じなくてすまなかった】
【彼奴は、何も悪くなかったのに】
そんな言葉ばかりだった
続く (更新停止中)
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作者名：月姫 | 作成日時：2019年4月25日 21時
