アイタイ ページ22
有岡side
「…いｯ！？」
目を開けて少し体を動かすと足と腰を痛めていることに気づいた
少し前のことを思い出してみる
「…あ。」
一瞬で思い出した。
数時間前、ここで…ｯ///
心なしかいかくさい。
「…ははｯ…なにやってんだ…俺…」
友達なんか…いらないって思ってたのにな…。
人は簡単に裏切って、簡単に狂ってしまうから嫌いだったんだ…自分のことも。
だけどなんだろう。今の俺は嫌いじゃない。
前を向いてる俺はなんだか…とても小さいときの自身のような…
「伊野尾…」
アイタイな
「ｯ！？」
今、アイタイって！？アイタイって！？
違う！違う違う違う！
アイタイって…！それじゃなんか…
俺が恋してるみたいじゃないか…！
は、恥ずかしい…///
す、好き…なのかな、？
俺って伊野尾のこと…
知りたくてもきける友達なんかいないし…
〜♪
ﾋﾞｸｩ
びっ、びっくりした…
スマホがなっている。電話がきたようだ。
「も、もしもし。」
あれ？そういえば、誰からの電話だったっけ。
『大ちゃん？よかったぁ起きたんだね？』
い、伊野尾！？！？！？
「…ｯ」
『まあ、それが気になっただけの電話なんだけど。ごめんね？くだらない電話で』
「あ、いや、あの…」
『ん？』
「…好き」
『へ？』
あ。
『俺のこと好きなの！？！？』
「違ｯ違う！」
あ。やってしまった。
『え、じゃあ光！？』
「せんせーは、なんだろう。もういいっていうか…。ふっきれたというか…。」
『他に好きな人できたの！？』
「えっとまあ…そんな感じ…」
素直に言えたらよかったな。
伊野尾が好きって、たったそれだけの言葉なのに…言えないなんて弱虫だなぁ
『そ、か…。』
「いや、でも！まだ、わからなくて…。本当に恋なのかどうか…」
『…え？』
「さっきね、アイタイって思ったんだ。会ってたくさん話をして、それで…伊野尾？」
スマホから鼻を啜る音がする。
『あ、えっと…大ちゃん。それは恋だよ。大ちゃんはその人が好きなんだよ。』
いつもの鼻にかかる声が更に特徴的になった声が聞こえる。
「伊野尾…泣いてる…？」
『泣いてないよ。』
伊野尾はそんな嘘をついた。
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AD0415(プロフ) - (名前)Moka(*???*)さん» コメントに気付かず、返信が遅くなり申し訳ありませんでした。ありがとうございます！これからも頑張っていきます！ (2017年11月12日 22時) (
レス) id: 31f4aec87e (このIDを非表示/違反報告)
(名前)Moka(*???*)(プロフ) - すごく面白いです！続きが気になりすぎてやばいです( 笑 )更新お願いします！頑張ってください！ (2017年10月16日 23時) (レス) id: faa6097176 (このIDを非表示/違反報告)
AD0415(プロフ) - べーちゃんさん» 更新を楽しみにしててください！笑笑 (2017年10月8日 6時) (レス) id: 31f4aec87e (このIDを非表示/違反報告)
べーちゃん(プロフ) - 面白い？ちょっと切ない？物語です。大ちゃんの見ないでって気持ちもちょっとわかります。たまにね笑 伊野尾がこれから大ちゃんと仲良くなれるでしょう(´･ω･`;) 続きは気になります(*^_^*) (2017年10月7日 7時) (レス) id: 0bf64f6267 (このIDを非表示/違反報告)
AD0415(プロフ) - みーちゃむさん» わー！ありがとうございます！もっともっと頑張ります！ (2017年10月3日 6時) (レス) id: 31f4aec87e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：AD0415 | 作成日時：2017年9月23日 23時
