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伊野尾side
運命。なんだと思う。
いや、運命だ。
出会えたのは偶然ではあるけれど、それでも必然といわれればそんな気もしてくる。
気まぐれに来てみた図書館の、人目につかない、分厚い本が並んでいるところ。
そこに、彼はいた。
低い身長で、可愛らしい横顔をして。
彼はその本を見て微笑んでいた。
あ、好きだ。
直感的に感じた。
いわゆる、一目惚れだった。
恋は人を惑わす。
そうだ、それだ。俺の行動はすべて、恋に惑わされたのだ。
「あ、あの！！！」
俺は話しかけた。
図書館という、静かな空間には似つかない声で。
彼は顔をあげた。
そんな一つの動作さえもスローモーションのように見えた。
「…なに。」
さっきの微笑んでいた可愛らしい顔はどこへやら。
ブスッとした顔で、俺をまっすぐとみた。
「…あの！友達…」
ちょっとだけ、回りを気にして声を小さくし、彼に本題を切り出した。
すると。
「あぁ、そういうの。俺、友達とかいらないから。」
冷たく俺にいいはなった。
慣れたような物言いだった。
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アイ - 楽しみにしてます！！ (2017年12月23日 20時) (
レス) id: 4b9518a0ff (このIDを非表示/違反報告)
アイ - 続き気になります! (2017年12月23日 20時) (レス) id: 4b9518a0ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：AD0415 | 作成日時：2017年12月5日 23時
