憧れ2 ページ2
主side
「ただいま、父さん」
外で煙管を吸っていると愛しい息子が帰ってきた。
「おかえり万次郎、堅もおかえり、今日も万次郎をありがとう」
「お久しぶりです。Aさん」
万次郎の頭を撫でながら堅と話しているとその後ろから金髪頭の男の子が
「マイキーくんのお父さん!?」と叫んだ。
「タケミっち会ったこと無い?」
「マイキーの家自体初めてだからな」
その子は?と万次郎に聞くと「俺のダチ!」と返事が来る。
「は、花垣武道です!」
「武道くんか、私は佐野A、万次郎の父親だ。よろしく」
「はい!」
軽く自己紹介をしたところで
家の中に三人を入れる。
「今日も疲れたろう?晩御飯にしようか、堅、武道くんも食べていきなさい」
「うっす、Aさん、後でバイク見てもらっていいですか?」
「あぁもちろん」
「Aさん、バイク弄れるんですか?」
「父さん、前はバイク屋やってたんだよ」
「今は真一郎くん、マイキーの兄貴が店継いでやってるけどな」
いつの間に着替えてきたのか、部屋着になった万次郎が答える。
「パパー!マイキー!ご飯できたよー!」
そう言うエマの声が奥から聞こえた。
「エマ、堅と武道くんの分も頼むよ」
「はーい!」
突然私が客人を晩御飯に誘うことも少なくは無い。
そんな急な頼みも慣れたのか、エマが元気よく返事をしてくれる。
「おぉ!うまそ〜!」
武道くんのそんな言葉に私は
「エマの作る料理は世界一美味しいよ」
と返し、手を合わせ
「いただきます。」と言った。
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海百合クラゲ(プロフ) - これは、面白いぞ…!もっと伸びてくれ!!!!!!! (2021年6月6日 17時) (レス) id: a38a157b30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月狐 | 作成日時:2021年5月28日 13時