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1わ! ページ2

長かった部活が終わった

…今日は暇だしゲーセンでもいくかな
なんてことを考えながら体育館を出た
_____________

一旦家に戻り私服に着替え家を出た。自主連を終えて帰る日向等に顔を見られるのは御免だからパーカーのフードを深く被った。
…ほら、案の定前から自主連終わりの日向達が歩いてる。山口も一緒だ。
風が吹いても大丈夫なようフードを握りながらすれちがった。
幸い喋るのに夢中で気付いていないようだった。
暫く歩くと大きなゲームセンターが見えた。足早にそこに入り音ゲーの前に立った。お金を入れ一番難しいレベルで一番難しい曲を選んだ。
ボタンの上に手を置く。
曲が始まると同時にボタンをすごい速さで連打する。
ボタン移動するたびに身体を揺らしているためフードが脱げたことにも気付かない程に熱中していた。
人だかりができているのにも気付かない。

終わると一気に息を吐いた
結果を見るとノーミス、ノーsafeの文字が出ていた。その瞬間大きな歓声に包まれた
その瞬間ハッとする

月島)ぁ…あっ、い、ぃや…

必死に否定しようとするも虚しく

『流石TUI-NA様!!』

『私達の神様!!』

などという声が飛び交う
止めときゃよかった…。
なんて言葉も歓声に消されてしまった。
「学校の人達にはバレませんように」とだけ願うことにした。

何故、彼等が僕の顔などを知っているかというと、去年の世界大会の日に持っていくためのフードやマスクも全て忘れて行ったため、顔の全て出して行ったからだ。

月島)も、もう帰ろ…

脱げたフードをもう一度被り直し人だかりの間を抜け外に出た

月島)はぁ…はぁ…。もうやだ……。

日向)月島?

月島)…はぅ!!?

声が急に聞こえてきたため変な声が出てしまった。
…あれ!?フード被ってたはず!!?
頭を触ってみるとフードの感触は無く、代わりに自分の髪の毛の感触があった
一気に顔が青ざめて顔をあげると日向だけではなくさっきのメンバーと菅さんや澤村さんなどバレー部勢揃いだった。

月島)あ、ぁああ……。

これはもう最悪としか言いようがない

山口)つ、ツッキーもここに来るんだね…?意外!

月島)ぁ、ぁはは…じ、じゃぁ…

早くこの場から離れたくてフードを再び被って一目散に家まで走った
_____________
ごちゃごちゃ…
しかもいきなりピンチ
訳わからんww

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作者名:松岡蛍 | 作成日時:2015年12月14日 17時

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