【ダイヤのエース】中二病少女と不思議な恋 Ⅱ 〈小湊亮介御幸一也〉 (ページ42)

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87話ページ42

そして、昼食を食べてからの午後練習！！先輩方1軍は練習試合なんですけど、沢村の登板は来なさそうなので、ブルペンに居ます。
思いっきり扱いてやる！！
クリス先輩からの許可も頂きました☆

「んじゃ、沢村。さっきの奴、投げてみ。」

沢村「は？」

「さっきのチェンジアップ！！」

沢村「俺、そんなの投げましたっけ？ｗｗ」

「は？」

沢村「いやぁ～、知らないうちに投げていたとは！！成長したなぁ～俺。」

「・・・・本気？冗談？」

沢村「は・・・？もちろん本気っすよ！」

「え？・・・まじか。」

やっぱり・・・信じたくはなかったけどまぐれかぁぁぁ！！！

「あっ、でも・・・午後はチェンジアップ中心にやるから！
　え～っと・・・たぶんだけど・・・ボールの握り方、分かんないとは言わないよね？」

沢村「分かりやせん！！」

「あ゛あ゛あぁぁぁぁあああ！！！！」

御幸「Aうるさい。」

「あっ、しゃーせん。えっと、ここにこーやって指をかけて・・・・」

沢村「ほうほう・・・これだぁ！！」

「うん。そう。忘れんなよ。」

沢村「うっす！」

「ｗｗ」

パァァァァアアン！！！！！

おぉ。できてる。でも・・・・どっか違う。成宮君みたいなの無理かぁ～ｗｗ

「・・・・・。」

沢村「どうっすか！？」

「ふ～ん。最初にしちゃいいんじゃね？」

沢村「まじっすか！！」

「何で嘘言うんだよｗ」

沢村「ならもう一球！」

「いや、あと25球。」

沢村「よっしゃぁぁぁ！！！」

喜ぶんだ。

「いいよ。連続で落ち着いて来い！」

沢村「はい！」