【ダイヤのエース】中二病少女と不思議な恋 Ⅱ 〈小湊亮介御幸一也〉 (ページ2)

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48話ページ2

翌日

「あぁぁぁぁ！！！！！」

亮介「うるさい。」

御幸「んだよ。」

「？？？」

御幸「よく朝からあんな叫べるな。」

「？？？？」

亮介「夢で叫んだの？」

「怖かったぁ～＞＜」

亮介「あっ、そう。」

「冷た～い！！！！
　って、あぁぁぁぁ！！！！！！」

御幸「今度は何だよ。」

「今日だ。・・・・どうしよう。」

御幸「行くなよ。」

亮介「行かせないよ。」

「う～ん。・・・でも、僕が行かなかったらアイツ、僕か皆さんの事ヤっちゃいますよ？」

御幸「殺すの方？」

「Ｙｅｓ.」

亮介「何がＹｅｓなの？(黒笑)」

「ごめんです。」

プルルルップルルルッ

ガチャッ

「・・・・今度は何？」

母親「今、やっと借金取り帰ったのよ。
　これから車で青道高校へ向かうわ。荷物は出来てるわよね？
　あと15分～30分くらいだから。せいぜいアンタの形だけの仲間に別れでも言って
　おきなさい。」

「え・・・・。」

亮介「貸して。

「え！？」

亮介「もしも～し。アンタがAのばか親ですかぁ～？」

母親「・・・・アンタは誰よ。」

亮介「Aの彼氏です。」

母親「ふんっ。そんなの関係ないわ。Aはちゃんと荷造りしてんでしょうね？」

亮介「してませんよ。行かせませんから。」

母親「何を言っているの？これはあたしたちの問題よ！部外者は口を出さないで！！」

亮介「まぁ、どっちにしろ行かせないんでこちらにも関係ありませんね(黒笑)」

母親「ふざけないで！」

亮介「じゃぁ。これ以上Aを悲しませないでくださいね。」

ブチッ・・・・

「どうして・・・。」

御幸「これでいいんだ。」

「でも、」

亮介「俺のしたこと否定するんだ。」

「・・・・・・・」

御幸「心配すんな。俺達誰だと思ってんだよ。」

「高校生。」

御幸「いや、そうだけど。・・・仲間。」

「仲間・・・。」

御幸「今居るのは野球部だけだけどよ、全員、お前の味方だぜ。
　もし、お前の母さんがヤりに来たら、俺達全員、全力で戦ってやる。」

「んなっ、」

亮介「もういいから。・・・なんか飲む？」

「こんな時に？」

亮介「はい。」

グイッゴクゴク

「ん・・・。」