【鬼滅の刃】鬼殺隊・隊士個人調査書 肆【短編集】

【現パロ】食事会【短編】 ページ40

Aさん=『』
キャラ=義「」とか 小「」
皆、同級生


『少ないけど…仲良し組で同窓会しまーす！』


実「本当にすくねぇよ」


実弥からツッコミも入った所で、乾杯！とグラスを合わせる。


あ、参加者は義勇と錆兎、実弥に小芭内だよ。女子いない…あ、私が女か。


『義勇って、あんまり変わってないね』


唐揚げの付け合わせのレタスをムシャムシャしながら、鮭大根を頬張る義勇に言う。


男組「(兎みたいで可愛い…)」


義「俺は大きくなったぞ？」


『背丈は大きくなったね。後。そうじゃないよ』


天然さんは困っちゃうな…話が通じてるのか分からない。


錆「そういや、Aのお兄さん達も元気か？」


"アラスカ"の入ったグラスを傾け、ふと思い出した様に聞く。


『ん？輝哉兄も、無惨兄も仲良く喧嘩してるよ』


私もさっき届いた"イヤペリアズ・フィズ"を一口飲み、兄たちの事を伝える。


小「大体、何故こんなメンバーで集めた？こんな事なら二人きりで…」


『いや、お酒飲みたかったから…』


小「Aの分は奢る」


私はお酒好きなので、こうやって誰かと呑むのが好きなのだ。


『と言うか…皆まだ彼女いないの？』


男組「ブッー！！」


わぁ、息ぴったり←


実「酔ったか？」


『全然。まだ焼酎四本は呑めるよ』


錆「体に悪いから呑むな」


話変えようとしてるな…よし、悪戯？的な事をしてみよう。


『実は彼氏…できたんだよね』


その言葉を口にした瞬間、ガタッと音を立てて皆が椅子から立ち上がる。


『どうした…』


小「何処のどいつだ？」


『へ？』


グラスをテーブルに置くと、小芭内が肩を掴み凄い剣幕で聞いてくる。


『えっと…』


実「後輩の煉獄か？それともあの派手男か？」


『イイエ、チガイマス』


怖い、怖いから。二人とも怖いよ？


『冗談だよ…？』


錆「義勇、泣き止め。男がメソメソするな」


義「Aが…」


泣くの？え、なんで？


『えっと…なんか、ゴメンネ』



続く

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