【鬼滅の刃】鬼殺隊・隊士個人調査書 弐【短編集】

大正小話☆日★私の闇と貴方の光 ページ40

Aさん=『』
闇の呼吸の使い手、炭治郎と同期、闇柱

炭治郎=炭「」
長男力の塊

片想いの両思い


私は貴方が羨ましかった…

明るい笑顔、優しい心、純粋な目…

全てが綺麗で、羨ましかった…

彼は水の呼吸とヒノカミカグラ…日の呼吸を使う。

私とは反対の呼吸。

私の笑顔は何かが足りない、心は汚れている、瞳も闇しか見ていない。

呼吸も真っ暗な闇の呼吸。

同期の貴方が羨ましかった…貴方を見るたびに鼓動が激しくなるのも…貴方のせい…

炭「A？体調でも悪いのか？」

『ううん…さ、早く任務を終わらせましょ？』

私が何かあればすぐに心配して、よく頭を撫でてくれる。

彼には普通のこと何だろうけど、汚れた私に彼が触れるなんてことは極力 避けたい…

貴方には汚れてほしくないから…

私は鬼殺隊に入る前に人 殺しをしており、何時でも血にまみれている。

だから、貴方が味方じゃないとしても…私は貴方を目標にします

貴方の様になれる様に、貴方と少しでも近づけるように…


炭治郎視点

俺は同期のAが好きだ。

彼女は花が好きなようで、月明かりの中 微笑んで桜を見つめる姿は綺麗だった…

でも、Aは何故だか隊のなかで嫌われている。

俺は勿論、禰豆子や善逸 伊之助もAの事は慕っている。

だから余計…守りたくなってしまう。

傷ついた顔をしていると、すぐに抱き締めたくなる。

たとへ、この世の全てがAの敵でも…俺はAを…

炭「A！花が好きだったよな？これ！」

『ありがとう…綺麗なアネモネだね』

こんな形でしか伝えれないけど、愛してる。


アネモネの花言葉『貴方をずっと愛してる』

ご都合血鬼術で猫耳&尻尾がはえて、甘えたら*リク【柱・蝶屋敷組】→←☆★大正コソコソ噂話　伍★☆

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