君には迷惑をかけない (ページ20)

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え？なんで？ページ20

7月ももう、終わりに近づいた頃

休日の部活

ゆりあ｢今日は、元バレーボール選手の鶴田あやめ選手が来てくれましたぁ〜｣

〇〇｢え？｣

あやめ｢あ、えと、何か、めんなの役に立てれば幸いです｣

〇〇(え？嘘でしょ、なんで？生きてるの？)

練習が、終わったら聞こうと、思い今はあまり考えないようにした

〇〇(凄かったな、)

もう、あやめちゃんだって確信した
あの、プレーの癖も昔と変わらない

練習が終わり、すぐにあやめちゃんの方にかけていった

〇〇｢え？本当にあやめちゃんなの？な、なんでいるの？｣

あやめ｢〇〇ちゃん、実はね、私、あなたのことが嫌いだったの｣

〇〇｢え、、｣
突然、言われたその言葉が私の胸をエグッタ、
もう、会えないと思っていたのに

やっと会えたのに
なん、で…？

ゆりあ｢ちょっと笑お姉ちゃん、急に言わないであげてよ笑｣

〇〇(はー、そう、だったんだ、
それならもう、いっそのこと)

〇〇｢そっかー、嫌われてたんだね。なら、私も嫌うよ｣
少し、微笑みかける

自分でもびっくりするくらい、性格の悪い言葉

でも、嫌われてる人に好意を寄せても意味がないよね

あやめ｢そういえば、月島くんだっけ？あんたと付き合ったんだってね｣

〇〇｢そう、だけど｣

あやめ｢正直、うちのゆりあの方がつり合ってるよ
あんたと月島くんなんてつり合ってないじゃん｣

そんなこと、最初から分かってたはずなのに
なんで、気にしてるんだろう
なんで、視界がぼやけてるんだろう
なんで、こんなこと

仁花｢〇〇ちゃん！今日一緒に、って〇〇ちゃん！？｣

〇〇｢仁花ちゃん、ごめん。今日、急いでて、また今度でいいかな？｣

仁花｢うん、わかった｣

1人で帰路に着くのは、あの時よりも長く感じた