だから、ありがとう。 ページ16
誰だろうと上を見あげるとそこには私が大好きな蛍がいた
〇〇(蛍、手冷たい)
〇〇(やばい、泣きそう)
でも、必死に堪えた
今泣いたら、いけない気がしたから
蛍が向かった先は屋上だった
〇〇「…け、蛍、」
話しかけようとすると、
蛍「〇〇…ごめんギュ」
そう言って、蛍は私の顔色を伺う
あんまり、見てほしくなかった。だってきっとすごく赤い
蛍の手がすごく冷たかったのを思い出して、私は蛍の手を取る
〇〇「…蛍、な、なんでずっと話してくれなかったの?」
蛍「言い訳かもしれないけどあの人にすごい〇〇のことで脅されたから」
「あの人のことだから、本当に〇〇に何するんじゃないかって思ったから」
〇〇「私、は、蛍と、話せなくなる方が、、嫌、だった。嫌われ、ちゃったんじゃないかって、」
一つ一つの言葉を出すのが精一杯で、
でも、蛍はしっかり聞いてくれる
視界がだんだんぼやけてくる
〇〇「で、でも、蛍はこうやって、言いにきてくれた、蛍が来てくれなかったら、私、きっと、ずっと、あのまま、嫉妬してた」
〇〇「だから、蛍、ありがとう」
今なら蛍の顔を見れる
いやなくらいに、頬に涙がつたう
でも、この涙は蛍にちゃんと自分の思いを伝えられた涙。
その涙を蛍は優しく指で涙を拭ってくれる
あぁ、暖かい
きっと、すごい緊張して、ここまで来てくれたんだろうな
すると、蛍が口を開く
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作者名:(名前)れいな | 作者ホームページ:http://reina_15_0_anm
作成日時:2023年12月18日 6時