幼馴染で付き合っていたのに…【名探偵コナン】【降谷零】

16話 ページ16

降「あの！！手術は……？」


「一応、成功しました。ですが、昏睡状態です。」


松「お前！！なんで昏睡状態になってんだよ！！」


萩「陣平ちゃん！落ち着いて！！」


「撃たれた場所が悪かったんです……ですが、本当にギリギリでした。あと1cmズレていれば確実にﾀﾋんでます…」


降「そうですか…ありがとうございます」




景「俺らは事件の処理があるから一旦戻るけど、零(ゼロ)はどうする？」


降「ここに残るよ」


景「了解、俺の方から言っておくよ」


降「あぁ、ありがとう」



景たちが戻ってから、Aは個室の病室に移された


細い体にいくつもの管が付いていて、見るだけで痛々しかった


話しかけても反応しない…


本当に生きているのかどうか心配になる


生きていると証明できるのは、心電図だけだ


部屋に、無機質な機械音だけが響いている



連絡していたAのお父さんとお母さんも到着した


僕は謝ることしかできなかった


降「一人娘のAさんをこんな状態にさせてしまって申し訳ございません！！」


なぜこんなことになったのかも説明した


母「顔をあげてよ。多分、Aが提案したんじゃない？」


降「そうですが、僕が気をつけていなかったのd」


母「Aは自分を犠牲にしてでも零くんのことを守りたかったんだよ」


母「電話でも言ってたよ、私には勿体無いくらいの彼氏だって」


父「あと、Aはこのくらいでくたばらないよw小さい頃から強い子だったから」


母「そう、零くんが1番知ってるでしょ？」


降「はい！」



ーーーーーーーーーーーーー
零くんとAちゃんは幼馴染なので

Aちゃんの両親と零くんは顔見知りです！！

17話→←15話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す