蚭秋凪々(※グロ注意、柔らかい表現はしている積もりです。) ページ28
side．you
埃っぽい地下の階段をゆっくりと降りていくと、
本当は暗かったはずの視界が扉を開いたことによって。目まぐるしい程の光が差し込んで来た。
ついつい腕で、目を隠してしまうほどの。
「 ｯ……なんや…？ 」
1番初めに見えたのは、手術台。
次に見えたのが、手術時に使われるライト。
医務室かと思えばそうでも無いらしく。
奥には三つ程の扉が続いた。
そして、唯一1番目に焼き付いた光景は。
多分、水槽の"中身"だろう。
ロボロも気付いた用で、目を見開いてすぐ視線を逸らしてしまった。
『 ……実験室、ですか…… 』
「 そう、見たいやなぁ……グルッペンに報告してくるわ…出来れば、他の扉も見てきてくれん？ 」
あ、はい。
返事をしてロボロの顔を見れば、どうも彼はこれ以上奥には進みたくないようである。
死体が見慣れているからと言って、流石にホルマリン漬けのものなんて視界に入れたくもないだろう。
俺も、これはあまり見たくないなぁ。
ひとらんとシャオロンなら絶叫待ったナシだな…
ずんずんと奥に進んで、左側の扉に入る。
こちらは血なまぐさい牢屋があるらしい。
想像するまでもなく、予想するまでも無い悲惨な状況である。
しかし、入ってきたときも感じたが使われてから随分と時間が立っている用で埃が凄い。
先程の実験室より酷い埃の量で、死体の上に白や灰色の埃が積もっている。
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彩り - “我々だの話しか出来なくなりました”物凄くわかります！！！！！ただし、同じファンがいない模様…更新頑張ってください！！ (2018年11月4日 16時) (
レス) id: 97e466b5fc (このIDを非表示/違反報告)
春崎 - 大学のことなんですけどおそらくネタですよ…(ボソッ)エーミールさんとロボロさんは東大法学部と言われて居たような気がします。小説面白かったです！更新楽しみにしてます！ (2018年9月8日 23時) (レス) id: 9786b6042a (このIDを非表示/違反報告)
夕焼けと白猫 - 面白かったです。 更新、頑張ってください。 (2018年6月23日 1時) (レス) id: 76272ba197 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒崎吏嗚 | 作成日時：2018年6月23日 0時
