♯8 ページ8
『…ううっ』
キヨ「A！落ち着け、大丈夫だ」
キヨがすぐさま駆け寄り、あたしの肩を抱いた
その様子を見て、三人はきょとんとしている
キヨ「A…大丈夫か？ちょっと事情話してくる」
『アノコトは…言わないでしょ？』
立ち上がるキヨの制服の裾をきゅっと掴む
キヨはフワッと笑い、頭を撫でた
キヨ「おう、大丈夫。ちゃんとお前の口から言えるまで、待つよ」
そう言って３人の元へ行った
あたしの口から言えるまで、か…
そんなときが本当に来るのだろうか
あたしは空を見上げた
綺麗に、青く澄んでいる
こんなに綺麗だったのか
案外、世界はあたしが思っているものと違うのかもしれない
だとしたら、きっと彼らも…あたしを救ってくれるかも知れない
あたしの胸にはすでに、あの３人に対して
恐怖よりも期待が募っていた
キヨ「事情は説明しといた。つわはす君もレトさんも、いい人だから安心しろ」
？「さっきは驚かしてごめんね？俺達事情も知らないで…」
？「ほんまごめんな！謝るわぁ」
両手を合わせて深々と頭を下げる彼ら
やっぱり、いい人にはかわりない
『ねぇ、キヨ…あたし、人見知り克服できるかも』
キヨはあたしの言葉に目を輝かせて
キヨ「…あったりめぇだ！」
太陽のように笑った
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夜桜きょう(プロフ) - るりさん» ありがとうございますっ！展開的に無理矢理すぎたかな…と思ってましたが、安心しました！これからもよろしくお願いいたします！ (2016年4月2日 20時) (
レス) id: ea7f3681d4 (このIDを非表示/違反報告)
るり(プロフ) - とっても面白いです！これからも更新頑張ってください(*^^*) (2016年4月2日 20時) (レス) id: 6518ba688c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ももぐみ。 | 作者ホームページ：http://tukasan
作成日時：2016年3月27日 22時
