♯34 ページ34
キヨ「な、なぁレトさん！つわはす君となにがあったんだよ？」
キヨが原因を探ろうとレト君に声をかける
でも…
レト「…あんな最低な奴、知らへんよ」
キヨ「なっ…」
返ってきたのは冷酷な声と言葉だった
と、つわ君も口を開く
つわ「ふん、最低な奴に最低なんて言われたくないね」
P-P「ちょっ…」
もう、なにがなんだか分かんないよ…
二人とも原因は言おうとしないし…
キヨ「やべぇよ…もう、俺泣きそう…レトさんとつわはす君があんなに冷たいに初めてみた…」
『確かに、レト君もつわ君も普段はすっごく優しいもんね…』
二人はいつでもあたしに笑いかけてくれて…
あったかい手で頭を撫でてくれたり、背中を押してくれて…
あたしの恩人みたいなものなんだ
その二人がギクシャクしてるなんて、やっぱりやだよ…！
『あの、二人とも…』
あたしが席から立ち上がったとき
？「あー！見つけた！“結翔”！」
ドクンッ…
あたしの胸が大きく音をたてた
P-P「えっ、ソノ！？」
？「ねぇ、宿泊研修の班、結翔と一緒がいいんだけど！」
P-P「え！？いきなりそんな…別にいいけど…」
？「やったぁ！」
なに…？
いきなり目の前に現れた可愛い女の子
彼女はぴーちゃんのこと、“結翔”って、名前で呼んでて…
と、彼女はあたしを見た
？「あー！前のオッドアイの子だよね！もしかして結翔と同じ班の子？」
肩が震えた
咄嗟にキヨがあたしの体を支えてくれる
彼女はあたしを見つめて…
『…！？』
にやっと笑った
.
「P-Pこと日比谷結翔の幼馴染み、ソノこと園田沙由です。よろしくお願いします、ね？」
.
ぴーちゃんと園田さん、つわ君とレト君
この二組の幼馴染みが、この宿泊研修を大きく揺るがすことになるなんて…
あたしは、気づいていなかった
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夜桜きょう(プロフ) - るりさん» ありがとうございますっ！展開的に無理矢理すぎたかな…と思ってましたが、安心しました！これからもよろしくお願いいたします！ (2016年4月2日 20時) (
レス) id: ea7f3681d4 (このIDを非表示/違反報告)
るり(プロフ) - とっても面白いです！これからも更新頑張ってください(*^^*) (2016年4月2日 20時) (レス) id: 6518ba688c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ももぐみ。 | 作者ホームページ：http://tukasan
作成日時：2016年3月27日 22時
