第３２話 幼馴染 ページ34
＊
さっさと着替えて学校の門を出た時、後ろから私の名前を呼ぶ声が聞こえてきた。
『....及川さんの声だけだったら無視したのに......』
及「聞こえてるからね？！」
え、小さく言ったのに聞こえてたのかよ。耳いいな、この人。
『それで....何か用ですか？岩ちゃん』
及「え、俺は？」
岩「帰る方向一緒だろ？だから一緒に帰ろうと思ってな」
『そういやそうでしたね....。いいっすね、一緒に帰りましょう』
及「あ、スルー？スルーですか？」
岩「『そうに決まってんだろ』」
及「(；ω；)」
泣いてる及川さんは放って置いて岩ちゃんと並んで歩き出す。
すると、慌てて追いかけて来た及川さんは私の隣に並んだ。
私が真ん中かよ。
あぁ、あれだ。これ俗に言う両手に華ってやつだ。
及「なんかAちゃんとも幼馴染になったみたい」
『意味わかんねぇよ』
及「えー、そんな感じしてこない？実際に幼馴染な俺と岩ちゃんの間に居たら、Aちゃんも同じ幼馴染に思えてくるんだけどなー....」
岩「わからなくもねぇかもな」
及「わかりにくい！」
....こんな幼馴染が居たら、毎日楽しいだろうな。接すのがめんどそうだけど。
ま、私も一緒に居て飽きない幼馴染が居るけど。
岩「Aは幼馴染とか居るのか？」
『居ますよ。きっと二人とも知ってると思います』
及「へぇ、誰々？」
『木兎 光太郎』
及・岩「「......は？」」
うん、まぁ、そんな反応すると思ってた。結構有名だしな、あいつ。
及「.....聞き間違いかな？今“木兎 光太郎”って聞こえた気がするんだけど」
岩「いや、聞き間違いじゃねぇよ。俺もそう聞こえた。
つーか木兎 光太郎って5本の指に入るスパイカーじゃねぇか。お前、そんな奴と幼馴染だったのか？てかあいつ東京だろ？」
『そうですよ。でも私、元々東京に住んでましたから』
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司(プロフ) - 自称日本一さん» 了解です！投票ありがとうございました。はい！頑張ります！ (2015年8月8日 17時) (
レス) id: ec1e43fdf3 (このIDを非表示/違反報告)
自称日本一(プロフ) - 私も及川さんがいいですね(ついさっきアンケートしてきた)更新がんばってください( ´∀`)/~~ (2015年8月8日 17時) (レス) id: 9946a11a94 (このIDを非表示/違反報告)
司(プロフ) - ニャニャさん» 及川さんとですね。誰とくっつけようか迷ってたところなんで、候補に入れさせてもらいますね！ (2015年8月6日 14時) (レス) id: ec1e43fdf3 (このIDを非表示/違反報告)
ニャニャ - 最後及川さんとくっついたら面白そーですけどね.....(及川大好き人間的。) (2015年8月6日 9時) (レス) id: 8bbfa20638 (このIDを非表示/違反報告)
司(プロフ) - あかりさん» ほんとですか？主人公のキャラが嫌われずに受け入れてもらえてよかったです！ (2015年7月6日 12時) (レス) id: ec1e43fdf3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：司 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/tukasa11153/
作成日時：2015年6月14日 14時
