【ハイキュー!!】国「元北一のマネで」及「現青城のマネちゃんは」花「男勝りだけど」岩「優秀なマネージャー」【青葉城西】

第５話 及川さんのロッカー ページ6

＊

さて、前回に続いて部室の掃除なうだ。と言っても、もうほとんど終わったけどな。

あとは怪我川さんのロッカーだけだ。





『....うっわ。んだこれ.....』





怪我川さんのロッカーん中には可愛くラッピングされた物がいっぱい。多分ファンからの差し入れだろう。


一見汚く見えるが、そう見えるのは差し入れがごちゃごちゃしてるだけだろう。うん。





？「なーに人のロッカーの中勝手に見てんの？」


『っ？！....て、怪我川さんかよ。驚かせんじゃねぇです』


及「おどろかせたつもりないっていうか怪我川って何？！」


『怪我してる及川さんだから怪我川に決まってんだろです。それに岩ちゃんにあんたのロッカー開けていいって許可もらってますから』


及「いやちゃんと俺に聞いて？！」





あぁ、怪我川さん一人だけですげぇうるさくなった.....。

そんな及川さんの足をふと見ると、片足だけスリッパを履いていた。これから病院か。





『監督達にはもう抜けるって伝えたんですか？』


及「うん。だからこのまま病院行ってくるよ」


『そうですか。じゃあまた明日』


及「え、掃除してたんじゃないの？」


『及川さんのロッカーで終わりだったんで。それじゃ。.......あ。そうだ』


及「？」


『病院に着くまでに通行人に迷惑かけないように気を付けて行けよです』


及「......ツンデレ？」


『じゃねぇよ。他人に迷惑かけないようにって言ってんですよ。変なこと言ってんじゃねぇクソ川』


及「酷いっ！」





とか言ってるクソ川さんを放って部室を出て体育館に戻った。



〜 一方及川サイド 〜


及「....なんだかんだ言ってやっぱり優しいんだよね、Aちゃんって。.....これで女の子らしかったらもっとよかったのにさ」





何か理由があるのかないのかは知らないけど、中学の時、初めて会った時からAちゃんはああだった。


でもま、男勝りなおかげで、部員達にとって凄く話しやすい存在だったけど。


初めは可愛げあった方なのに、いつの間にかこんなになっちゃって.....及川さんなんだか悲しいよ。←

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