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巨人 ページ16

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「離せ、不埒な巨人めが!」


「おっ、何だこいつ喋るぞ!」


「こりゃあ良いや、きっと見せ物小屋に高く売れるぜ!」




どうやら、可愛い甥っ子は巨人に捕まってしまったらしい

私は急いで声のした方へ向かった



すると、案の定

6フィート近くもありそうな巨人が二人居て


その内の一人が、手に持っている鳥籠の中に甥っ子を押し込んでいた




「どうしよう、早く助けなければ…」


「ヴィクトリアは、見つかったのですか?」




どうにかして可愛い甥っ子を巨人の鳥籠から助け出さねばと思っていると

後ろの方から涼やかな声がした


その声のした方を振り向くと、其処には美しい巨人の女性が立っていた




「こっ、これは姫様!」


「姫様が、何故このような森の中に!?」




美しい女性は、どうやら巨人族の姫で

甥っ子を捕まえた巨人二人は、その姫君の従者らしかった


二人の巨人は、姫君の姿を見ると慌てて膝を折り首を垂れて

そして、甥っ子を捕らえた鳥籠を後ろ手に隠した




「何故って、あのこはわたくしが雛から育てたのよ

それが逃げてしまったのだから、心配して当然でしょう?」


「し、しかし姫様、このような鬱蒼とした森に姫様がお一人で参られたなどと知れましたら、わたくしめ共が咎められます故…」


「それなら心配要らないわ。

ヴィクトリアを逃がしてしまったのは、わたくしの落ち度だと城の者には言ってありますから

誰も、お前たちを咎めたりなどしやしないわ」




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人形ではなく→←見知らぬ森



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作品ジャンル:ファンタジー
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プー(プロフ) - 猫さん、こんにちは♪イヤアァ!さとちがド偉いことになってる〜!(笑)なでぃ王子!お腹膨れたんだから、ちゃんとさとち見つけてね☆ 雅紀蜂くんとこうもりくんは、仲いいけど彼(彼女)にもお名前あるのかな〜?続き、楽しみにお待ち致しま〜す! (2015年1月2日 13時) (レス) id: 46b9df9985 (このIDを非表示/違反報告)
みこ(プロフ) - 弟のオモチャにぜひされちゃってください(笑)起きてからの展開が楽しみっす♪しょーくん達が見つけ出せるかは通訳さんにかかってる気がします。がんばれテキトー蜂!! (2015年1月1日 12時) (レス) id: ab6d507645 (このIDを非表示/違反報告)
青子(プロフ) - 猫ちゃん、更新ありがとう♪猫ちゃんの独り言を呼んで爆笑。確かにそうだ(笑)(笑)そうだけどね(笑)(笑)(笑)。頼りないお供とトンボ王子は、ちゃんと青い羽の王子を見つけられるのかしらね〜♪続きを楽しみにしていますね♪ちゃんと待ってますね〜♪ (2015年1月1日 2時) (携帯から) (レス) id: 7b5768f80f (このIDを非表示/違反報告)
s猫s(プロフ) - みかんさん» ありがとぅございますぅ~ (2015年1月1日 1時) (レス) id: 814f4c7378 (このIDを非表示/違反報告)
s猫s(プロフ) - 青子さん» いやぁ、続き、やっと書いたよもう…一回止まっちゃうとダメなのよねぇ(苦笑)けど、新年もしばらく忙しいから、また止まっちゃうかも(汗) (2015年1月1日 1時) (レス) id: 814f4c7378 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:s猫s | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/snekos/  
作成日時:2014年7月24日 8時

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