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洞窟 ページ14

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洞窟の前に辿り着くと

そこには、精霊達が言った様に、羽の無い妖精が一人、雪に埋もれて倒れていた



体の大きさからみて、王族と思しきその羽無しの妖精は、雪に埋もれて微動だもせず

どうやら、寒さと飢えに堪えられず、息絶えてしまったようだった




「可愛そうに…羽を無くした上、こんな無惨に命を落として…

…けど、この妖精は誰なのだろう?王族なら、一度は見たことがある筈なのに、ちっとも見覚えが無い

叔母様は、この人が誰だかご存知ですか?」


「さあ、私にもとんと見覚えが無いねぇ…

きっと、精霊達が言った通りに、この人はこの国の妖精じゃなくて

余所の国から来た“人間”なのじゃないかしら」


「余所の国って、何処にあるのでしょう、叔母様」


「そうね…きっと、この洞窟の奥にあるのではないかしらねぇ…」




私たちは、一先ず可愛そうな“人間”を、木の葉に包んで木の根もとに運ぶと

その“人間”がやって来たらしい洞窟の中を探検する事にした



でも

その洞窟の入り口は、半分以上雪に埋もれていて

中に入ると、想像以上に薄暗く、殆ど中の様子は見えなかった


それでも私達は、好奇心の赴くままに

入り組んだ迷路のような洞窟の中を、手探りで歩いた




そして、とうとう

洞窟の最奥の行き止まりまで辿り着いた




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見知らぬ森→←第四章・冬の庭



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作品ジャンル:ファンタジー
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プー(プロフ) - 猫さん、こんにちは♪イヤアァ!さとちがド偉いことになってる〜!(笑)なでぃ王子!お腹膨れたんだから、ちゃんとさとち見つけてね☆ 雅紀蜂くんとこうもりくんは、仲いいけど彼(彼女)にもお名前あるのかな〜?続き、楽しみにお待ち致しま〜す! (2015年1月2日 13時) (レス) id: 46b9df9985 (このIDを非表示/違反報告)
みこ(プロフ) - 弟のオモチャにぜひされちゃってください(笑)起きてからの展開が楽しみっす♪しょーくん達が見つけ出せるかは通訳さんにかかってる気がします。がんばれテキトー蜂!! (2015年1月1日 12時) (レス) id: ab6d507645 (このIDを非表示/違反報告)
青子(プロフ) - 猫ちゃん、更新ありがとう♪猫ちゃんの独り言を呼んで爆笑。確かにそうだ(笑)(笑)そうだけどね(笑)(笑)(笑)。頼りないお供とトンボ王子は、ちゃんと青い羽の王子を見つけられるのかしらね〜♪続きを楽しみにしていますね♪ちゃんと待ってますね〜♪ (2015年1月1日 2時) (携帯から) (レス) id: 7b5768f80f (このIDを非表示/違反報告)
s猫s(プロフ) - みかんさん» ありがとぅございますぅ~ (2015年1月1日 1時) (レス) id: 814f4c7378 (このIDを非表示/違反報告)
s猫s(プロフ) - 青子さん» いやぁ、続き、やっと書いたよもう…一回止まっちゃうとダメなのよねぇ(苦笑)けど、新年もしばらく忙しいから、また止まっちゃうかも(汗) (2015年1月1日 1時) (レス) id: 814f4c7378 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:s猫s | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/snekos/  
作成日時:2014年7月24日 8時

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