人生最後の本気の恋【まふまふ】 (ページ5) - 小説

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4[真冬side] ページ5

女の子との視線が重なった。

綺麗な目をしていた。けど、どこか悲しげのある目をしていた。
僕に目で訴えているようだった。

「えっと、こんなところで何してるの？風邪引きますよ？」
『･･････大丈夫です。』

そういうと女の子は歩き出した。

「ちょっと待って!!こんな時間に一人は危ないよ、送りますよ!!」
『だ、大丈夫...です。』
「いや、雨も降ってるんだしやっぱり駄目だよ両親も心配するよ？」

すると女の子は黙り混んだと思うと、うつむいたまま泣いていた。

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作者名：ついち＠厨二病 | 作成日時：2018年1月20日 17時