推しが29人 ページ30
Aside
香「恋じゃん、それ。」
大学に行って、昨日の謎の感情の話をしたらそのように返された。
『恋…なのかな…』
香「恋だよ！だってきんさんのこと考えるだけでドキドキするって恋の病でしょ！それ以外ないよ！」
『そうか…これが恋…』
この感情が『恋』と思うと何だか腑に落ちた気がした。
香「告白しないの？好きなんでしょ？」
『そ、そんな急すぎない…！？だってついさっき恋って気づいたのに…！』
香「早くしないと誰かに取られちゃうんだよ？よく聞くでしょ、《ぶつかって砕けろ！》って！」
『砕けたくないから告白出来ないんだよぉ…』
香「こんの…！ヘタレ野郎が！弱々してどうするんだよ！女は男に追いかけられるものよ！」
『でも〜…』
香「でも、じゃない〜！あんたはずっとこのままでいいの？良くないでしょ？少しは勇気出してアピールしてみるのも良いんじゃない？」
いつもの香とは違った真剣な顔で言ってきたから、自分の気持ちの整理ができた気がした。
『ん〜…！分かった！アピールしてみる！そして今度思いを伝える！』
香「その調子！私も協力するよ！」
そこから私達は色んな計画を練りに練り作戦を作り上げた。
香「あとはきんさんを誘うだけ…だけど誘える？」
『ふぅ…うん、できる。』
Aきんときさん、今週の土曜日一緒に遊びませんか?
連絡を入れて5分後、本人から返事が返ってきた。
きんとき良いよ、ちょうど暇だったし!
Aそしたら、土曜日の9時にハチ公前集合でいいですか?
きんとき了解!
香「A、どうだった？」
少し空気が張り詰めた。
『ok貰えた…！やったよ〜！』
香「おお〜！おめでとう！じゃ、洋服を買いに行こ〜！」
『え…？ちょ、まって〜！』
そこから、色んなところを巡り、デー…じゃ、なくて遊びに行く日が近づいていった。
______
kn side
Aきんときさん、今週の土曜日一緒に遊びませんか?
まさか…誘って貰えるとは…こっちから誘う予定だったけど…また次でいいか。
予定は…特になさそう。
きんとき良いよ、ちょうど暇だったし!
Aそしたら、土曜日の9時にハチ公前集合でいいですか?
きんとき了解!
kn「楽しみだなぁ…」
その日が待ち遠しい。早く来てくれないかな…と過ごす日々だった。
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るあ(プロフ) - コメント失礼します〜！ 最終話前まで推しが〜人だったのが、最終話では推しは一人。になるのがすごく好きです、！！推しとリスナーが系のやつ嬉しいです。お話めっちゃ見ごたえあってよかった！！素敵な作品ありがとうございました！！ (12月30日 9時) (
レス) @page34 id: cdc395c024 (このIDを非表示/違反報告)
もちねり。(プロフ) - はわわ〜！尾も白い！推し活女子感がたまらなく好きです！それと指摘になってしまうのですが、グッツではなくグッズでは…？言葉が強かったりしたらすみません…！これからも応援してます！ (9月3日 14時) (レス) @page8 id: a81be2117a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チケット | 作成日時：2023年8月18日 13時
