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ﾃﾞｭｰｽ「はぁ。断って帰れる雰囲気でもないな。」
ｴｰｽ「そんなふうに言ってるけど乗り気なんじゃない？｣
ﾃﾞｭｰｽ「なっ！そんなはずないだろ！」
さすがマブ青春ですネ((
ｴｰｽ「まぁ、いっちょやってやろうじゃん。ケイト先輩！選手選びの件、忘れないでよね。」
こんな時にまでその話を持ってくるとはやはりエースだな。
ｹｲﾄ「えぇ〜マジでぇ？ったくしょうがないな〜。」
ﾃﾞｭｰｽ「おい！」
と、結局みんなして挑発に乗ってしまい、マジフトの試合をすることになってしまった。
というか、このメンツで大丈夫だろうか。
向こうには3年生も多くいて、寮長もいる。
しかし、こちらには3年生はケイト先輩のみで、残りが2年生ならまだ希望はあったかもしれないけど、2人とも1年生だ。どうなるのだろうか･･･。
ｹｲﾄ「監督生ちゃん！」
作戦会議をしていたケイト先輩達に呼ばれた。
ﾕｳ「はい。」
ｹｲﾄ「監督生ちゃんは危ないから、安全なところで見てて。相手チームの動きをよく見て、オレたちにどう動けばいいか教えてね。」
ﾕｳ「了解です。」
こうしてマジフトが始まった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ｸﾞﾘﾑ「ひぃ、はぁ･･････」
ｴｰｽ「はぁ、はぁ･･････うっそだろ･･････1点も入れらんねー。」
ﾃﾞｭｰｽ「なんて隙のないフォーメーションだ･･････」
さっきまで威勢の良かった3人がクタクタになっている。
ｹｲﾄ「はぁ･･････レオナくん･･････昔から天才司令塔って言われてただけあるね。」
天才司令塔ってそんな呼ばれ方初耳ですし、凄すぎじゃないですか?!((
ｹｲﾄ「ちょっとこのメンツじゃ太刀打ちできねー
わ･･････っ。」
ケイト先輩はエースとデュースに付き合ってくれていたけれど、流石にこの2人とでは無理があるようだ。
まぁ、予想どうりだけれども･･･
やはり1年生では無理なのだろうか。というか、この2人でなくて、2年生だったとしてもだいぶ苦しい戦いだったのではないかと思うくらい強かった。
ﾚｵﾅ「おら、どうしたァ？もう終わりか？」
ﾗｷﾞｰ「シシシッ！さっきの威勢の良さはどうしたんスか？」
ﾚｵﾅ「ほら、立てよ草食動物ども。もうワンゲームといこうぜ。」
なんとまだやるつもりのようだ。
これめっちゃピンチでは!?
ﾕｳ「こんなの暴力と同じだ｣
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作者名：翡翠 | 作成日時：2021年4月10日 21時
