【ツイステ】思い出―― (ページ23)

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思い出２４枚ページ23

それ以来、よくこのお店…

此方の世界にあるモストロ・ラウンジに出入りするようになった

姉さんはまだ、一緒に行ったきり、全然いけてないから、次の休みの日に一緒に行こうって約束した

エース「はい、お待ちどーさま。」

「ありがとう。」

ポイントが高くなるっていうスペシャルドリンクと、海老のサラダ、そして、ケチャップで味付けされたアサリのパスタ

どれも美味しいやつで、あっちの世界で胃袋掴まれてるので、久しぶりに食べれて嬉しかった

ジェイド「おいしそうに食べてもらえてうれしいです。本当に僕の料理好きですね。」

「だって、美味しいですもん！」

そう答えると、フロイド先輩がやってきた

フロイド「はい、どーぞー。俺とーアズールとージェイドからのサービスー。」

そう言ってもって来てくれたのは、本店のラウンジでよく注文していたストロベリーの豪華パフェ

「え！？良いんですか！？これ、だいぶ高いですよね…？」

アズール「ええ。構いませんよ。波に乗ってるので。それに、せっかく再開したんです。サービスしないわけないでしょう？」

アズール先輩が、アズール先輩らしくないこと言ってて、少し笑ってしまった

それでも、思ってくれてるって感じて、嬉しくて…

「ありがとうございます…！いただきます…！！」

その優しさに、甘えることにした

『ねぇ、あのお客さん、なに…？なんか自分のモノアピール凄くない…？』

そんなささやきが聞こえた

そうだよね。周りから見たら私今、ハーレム状態…嫌がられるよね…

アズール「…ジェイド、フロイド。」

ジェイド／フロイド「はい。／は～い。」

ニヤッという効果音がつきそうなくらい笑顔な兄弟。

そして、コソコソと言ってたお客さんのところに行ってった

「…先輩、どうして、私なんかを…？」

アズール「そんなの、あなたがいるから、こちらは助かっているですよ。だからですよ。」

そう言って兄弟の方を見る

『な、なによ…！！何も言ってないでしょ…！』

『そうよ…！！』

ジェイド「申し訳ありませんが、我々ははっきりとそういうのが聞こえるのですよ。周りより何倍も耳がいいので。」

フロイド「次―、小エビちゃんの悪口とか言ったら、追い出すからね。本当なら、今すぐ追い出したいんだし。」

ジェイド先輩もフロイド先輩も、文句を言うお客さんに腹黒い笑みを向けて言ってる

やっぱり、ヴィランズ…なんだなって。その時、改めて思って…

守られてる感じが嬉しかった