【ツイステ】思い出―― (ページ17)

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思い出１８枚ページ17

次の日、いつもの時間に起き、写真をアルバムに片づけていく

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グリム「やっぱり、埃っぽいんだゾ…」

「そうだね…」

おんぼろ寮に寝泊まりし始めてから毎日掃除しながら過ごしていた

あまりにも力仕事が必要なときは、エースやデュースに頼んだり、気まぐれで手を貸してくれるフロイド先輩にお願いしてやってもらっていた

「…空気清浄機とか、欲しいな…」

グリム「？なんだそれ？」

グリムが聞いてたようで、そう聞かれた

「あ、空気清浄機っていうのは、空気をきれいにする機械の事で、元の世界には置いてあったんだ。」

答えると、「すごいんだゾ！」といって、喜んでいた

エース「A～」

フロイド「小エビちゃ～ん。」

エースとフロイド先輩の声がして玄関に行くとそこには部活終わりなのか、いつもとは違う服装で二人がいた

「先輩、エース、こんにちわ。今日は部活終わりですか？」

フロイド「うーん。」

エース「そーそー。先輩、今日機嫌がめっちゃいいから一緒に手伝いに行きます？って聞いたら行くーって言ったから一緒に来たんだよ」

フロイド「なんか運んでほしいものあるー？今ならいっぱい運んであげるよ～？」

フロイド先輩の言葉に甘えて、二人には置いてあったソファを運んでもらったりした

エース「っだぁ！A容赦ねぇな…！」

「ごめんね…人手欲しかったし助かったよ…」

フロイド「楽しかったから俺はいいよ～」

苦笑いをしながら言えば、先輩は笑顔でそう言ってくれた

それからは、飲み物や作っていたお菓子をあげた

勿論、恒例になりつつある写真も忘れず撮って

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思い出を一つ一つ思い出すのは楽しい

でも、今までの思い出を思い返すのとはわけが違って…

別れを告げていないから、胸が苦しい

それ以上に、みんなに呼ばれたくて仕方がない

みんなに影響を受けすぎて、恋しくなってる

みんなに、会いたい…思い出せば思い出すほどそう思う

…外に行こう…

なんとなくそう思って外に行く

久しぶりに見る懐かしい景色

ゆっくりと、久々に散歩コースを歩く

あっちの世界では、だいぶ時間が経っていたように思うけど、こちらの時間ではそこまで変わりはなかった

いつもの風景、いつもの人たち

そこから一瞬聞こえた…

、

、

此方で聞いてはいけないはずの声