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思い出13枚 ページ12

少し前の、誰かの声。どこから聞こえたか分からなくて、怖いはずなのに、その声の主に会いたいと思った

どこか、知ってるような気がしたから

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

エース「おーい。聞いてっか〜?」

午前最後の授業を終え、昼食を食べに行こうという話になってすぐ、私がすぐに動かないのを心配してか、エースが覗き込んできてびっくりした

「え、あ、ごめん。」

エース「飯、食いに行こうぜ?大丈夫か?」

具合悪い?とまで聞かれて、心配させてしまったと思った

「大丈夫だよ。ごめんね。行こっか。」

そういい、席を立つ

3人と1匹と一緒に食堂に向かえば、いつものように並んでいた

エース「今日のおすすめは何かな〜」

デュース「…キノコ料理多いな…」

グリム「まさか、作ってるのはあのウツボなんだゾ!?」

「いや、違うと思うけど…」

そんな話をしていると…

フロイド「小エビちゃ〜ん。なにやってんの〜?」

後ろから抱き着いてきたフロイド先輩。びっくりしすぎて猫みたいな声が出そうになった

アズール「詰まってるんですが…?」

「あ、す、すみません…!!あの、今日のメニュー、キノコ料理多いんですが…理由とか知ってます…?」

そう聞くと、お二人は嫌そうな顔をした

アズール「…はぁ。ジェイド!あなた、食堂にまでおすそ分けしたんですか!?」

フロイド「ほんとだよ〜!なんでそんなことするかな〜!?俺ら飯食えなくなるじゃん!」

ジェイド「おやおや…。ですが、捨てるのはもったいないと思いましたし、此処なら美味しく食べてもらえるかと思って。」

理由はジェイド先輩が、採ってきたキノコを食堂のゴーストに上げたから、らしい

ジェイド先輩と私はキノコ料理を。フロイド先輩はタコ飯と卵のスープとタコ焼き。

アズール先輩はバランスがきれいに取れそうなメニューで、エーデュースはオムライスとパスタだった

珍しいメンツではあるが、一緒にご飯を食べることになり、談笑しながら食べた

この写真は、その時の食べ始める前の写真

オクタの3人には、よく一緒に過ごしたなって思う

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

「…さっきの声、エースに似てたな…そういえば…」

思い出していると、似てるように思えた

そんなはず、ないのにね

みんなと、また会いたい…話したい…

この気持ちが、届けばいいのにな…

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作者名:カレン | 作者ホームページ:http  
作成日時:2020年7月7日 0時

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