48話 ゴースト・マリッジ編 ページ49
sideA
ゴースト｢退け！｣
はあ？
ゴーストってどうやったら居なくなってくれるわけ〜？
ゴースト｢ぎゃぁぁぁぁ!!｣
魔法で蹴散らしてるけど、終わらない。
ゴースト｢こんの！｣
ゴースト｢じゃじゃ馬娘がぁ！｣
は？
A『人の部屋に勝手に上がり込んで何様のつもり？冥界行って拷問されて来な！』
変化を解いてゴーストを飲み込む。
｢A｣
｢落ち着け。｣
背中に乗ってる！
｢A、一旦引け。｣
学園長｢Aさん！オンボロ寮で暴れないでくださいッ！｣
なんか…眠い…
―数分前―
side学園長
学園長｢さて、大方は避難出来ましたね。｣
レオナ｢おい、草食動物ども。Aは何処だ。｣
キングスカラーくんはAさんになると変化に敏感ですねぇ……
ﾄﾞｰｰｰﾝという大きな音の向こうには黒煙が！！
学園長｢監督生さん！まさかAさんを連れて来てないんですか！？｣
まずい！沸点低くプライドが高いAさんはゴーストとのやりとりは起爆剤でしかない！
レオナ｢ったく、世話が焼けるぜ。｣
ラギー｢アンタがそれ言うんスか…｣
キングスカラーくんと共にオンボロ寮に向かうと龍の姿でゴーストを丸呑みするAさんが！
いや、確かに白龍は生と死を司る力があると言い伝えられてますけど…
もう既に死んでる相手には無効かと！
レオナ｢A｣
キングスカラーくんの声すら聞こえない…
と、なると…
学園長｢キングスカラーくん、Aさんの背中に跨ってください。｣
レオナ｢こうか？｣
クルーウェル｢俺の仔犬は無事か！？｣
クルーウェル先生！？
A『ｸﾞｩﾙﾙﾙ』
唸るほど怒ってるとなると…
クルーウェル｢愛犬に薬を投薬するのは心苦しいが、愛犬に被害が出る方が嫌だ。キングスカラー。隙を見てコレを呑ませろ。｣
学園長｢大丈夫な薬ですよね！？｣
ああ、白龍は人体と異なるので作用も副作用も未確認です！
私、優しいので心配です…
クルーウェル｢俺が愛犬である仔犬に危険な薬を飲ませるか。｣
教師が生徒をベタ惚れしてどうします。
Aさんの身体は元通りの人の身体。
学園長｢ひとまず運動場に行きましょうか。｣
Aさんの身体が心配……
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莉奈 - 初めまして、この作品を気に入っており更新を楽しみにしております。ペテン師様のペースで更新頑張ってください (2020年4月6日 19時) (
レス) id: 008426968d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ペテン師 | 作成日時：2020年3月30日 9時
