29話 ページ30
sideA
A『……』
なんか厄介な事になってたらしい。
お風呂にお湯溜めて寝てたから知らないけど。
てか、めっちゃ狭い。
A『……サバナクローに行こ。』
A『……』
マジフトしてる。
｢おい、1年！動け！｣
体育会系苦手。
A『ふにゅ〜……』
眠い……
ラギー｢Aー。眠いッスか？｣
うん……
レオナ｢部屋行ってろ。｣
わかったー。
レオナ｢すぐに終わらせるぞ。｣
ラギー(Aが来た瞬間モチベ上がり過ぎッス。)
あ、もうダメだ。
sideラギー
今日はAが来たから早めに切り上がったッス〜！
ん？
ｻﾞﾜｻﾞﾜ……
ラギー｢何してんスか？｣
｢あ、ラギーさん…その、｣
ジャック｢蛇か！？｣
は？
談話室の滝(池？)に寝ているAが居る！
しかも竜に戻ってる！？
ラギー｢Aー、マジフト終わったッスよ〜。レオナさんもじきに来るッスよ〜。｣
起きるか知らないッスけど。
あ、起きた。
起きた瞬間、いつもの姿に戻った。
A『……眠い……』
よほど眠いんスね。
A『…家帰ったらさぁ、クソ生意気な不合格くん居てさぁ。マジうるさい。おチビちゃん、次余計なの連れてきたら炙って食う……』
レオナ｢ったく、あそこは寝る為の場所じゃねぇ。｣
タオルでAを拭くレオナさん。
A『……ふぁ…』
レオナさんに抱きつく。
A『……』
レオナ｢ラギー。｣
嫌な予感。
レオナさんはAをベッドに寝かせる。
レオナ｢飯、買ってこい。｣
良かった、面倒事じゃなくて。
レオナ｢あと、1年生締めてこい。｣
見せしめ？
ラギー｢行ってくるッス〜。｣
ラギー｢あ、いたいた。1年生〜。｣
エース｢あ？なんなんだよ…大変だったんだぞ…｣
いや、知らないッス。
ラギー｢Aの機嫌悪くするのはやめて欲しいッス。｣
ケイト｢えー、またやったのー？勘弁してよ〜…Aちゃん泊まりに来てくれなくなっちゃう。｣
ハーツラビュルのとこに泊まったのは聞いたことないっスけど……
ラギー｢あ、そこのオンボロ寮の。｣
監督生｢え、｣
グリム｢監督生がどうしたんだゾ。｣
ラギー｢あー、君も。オンボロ寮生は君らだけじゃないンスよ。Aは2年生で君達よりも優秀な生徒ッス。次、勝手に余計なの連れてきたら炙って食うって言ってるッス。｣
怯える2匹。
3人分買って帰ったら、
A『あ、ラギー！おかえり〜。』
ニコニコしてレオナさんとチェスしてた…
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莉奈 - 初めまして、この作品を気に入っており更新を楽しみにしております。ペテン師様のペースで更新頑張ってください (2020年4月6日 19時) (
レス) id: 008426968d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ペテン師 | 作成日時：2020年3月30日 9時
