【Twisted Wonderland】優秀な放浪者 (ページ24)

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23話ページ24

sideA

A『フロイド、あのおチビちゃんぎゅうして良いよ。』

フロイド｢え、マジ？やった～。｣

リドル｢流石扱い慣れてるな…｣

？

A『痩せた？』

リドル｢フロイドに毎日追いかけ回されたんだ！｣

それと私になんの繋がりが？

ジェイド｢貴女様がいらっしゃらないから身近に遊んでくれる人が居なくなったのが寂しかったのかと。｣

私、フロイドと遊んだ記憶ない。

リリア｢おぉ！帰ってきたのか！ところでマレウスは何処に。｣

知らんがな。

ラギー｢A～、戻るッスよ。｣

A『今行く～。』

フロイド｢金魚ちゃん～!!｣

好きだね～…リドルで遊ぶの。

アズール｢おや、帰ってきたのですね。｣

うわ…

A『何？鱗なら置いてきたよ？』

アズール｢ふふ。安心してください。｣

警戒して損は無いからね。

ケイト｢Aちゃん～！おかえりー！今日、寝よう！｣

リリア｢すまぬな。マレウスが帰ってきたら1番に寝ると言伝をもらっていてな。｣

A『…え』

初耳。

そして

ラギー(レオナさんの機嫌最悪ッス！)

A『…で？マレウスはどこに居るわけ？』

リリア｢知らん。｣

オンボロ寮、誰も居ないから居そう。

ヴィル｢あら！A～！会いたかったわ！｣

今日は寮長に囲まれるなぁ。

まあイデアとマレウスは出てこなそう。

A『ヴィル～。』

ヴィル｢ちゃんと0時前に寝ているのにお肌が荒れ模様なの！Aのせいよ！｣

なんでぇ…

ヴィル｢だから抱きついて補充するわね！｣

どゆことー…

あれ…

A『香水変えた？』

ヴィル｢あ、そうなのよ。宣伝してくれって。｣

A『…前の方が好きだったな……』

ヴィルはちょっと驚いた顔をして、

ヴィル｢Aがそういうなら、前の使うわ。｣

笑った。

フロイド｢あー！俺にはぎゅうしなかったくせに！｣

だって痛いもん。

A『元気だねぇー…』

リドル｢昨日とは別人くらいにな。｣

そうなの？

A『フロイド、この人形とれたらぎゅうして良いよ。』

魔力で動く式神。

フロイド｢取る取る～!!｣

楽しそうでなにより。

A『お茶したい…』

リドル｢と、特別にタルトを食べていいぞ。｣

え、珍しっ。

ジェイド｢では、僕が紅茶を入れましょう。｣

レオナ｢お茶会は勝手にしてろ。寝みぃ…｣

カリム｢お茶！？俺も入れてやろうか！？｣

ジャミル｢だ、ダメだ！｣

賑やか。