21話 ページ22
sideA
やっば！寝ちゃった……
レオナ｢起きたか。｣
A『うん…』
って、
レオナに抱きしめられながら空飛んでる！
どーゆー状況！？
ラギー｢レオナさん…そろそろキツいッス…｣
あ……ラギーのユニーク魔法で捕まってたのね…
リオ｢心配して来てみれば。｣
A『病み上がりをコキ使う爺が悪い！』
リオ｢ふむ…｣
レオナから引き剥がされて空に飛ばされた。
レオナ｢A…！｣
｢白龍様！？｣
ドラゴンが迎えに来た。
口にくわえられて運ばれる。
A『…大丈夫、自分で飛ぶ。』
リオ｢そうじゃ、そうじゃ。甘やかしてはいかん。｣
レオナも来る？
レオナ｢よっ……と。｣
ラギー｢置いていかないで欲しいッス！｣
リオ｢平気でドラゴンと竜を行き来するとは肝が据わってるのう。｣
意地悪な爺。
ヘビ爺｢何をしとんじゃ！この阿呆!!｣
A『病み上がりに働かせた爺が悪い。』
ヘビ爺｢回復しとると思うじゃろうが！｣
いや、知らんし。
A『レオナ〜、ヘビの蒲焼に興味無い？』
レオナ｢ヘビ肉は割と好きだぜ。｣
ヘビ爺｢なぬ！？｣
わいわいと盛り上がる宴。
レオナ｢肉うめぇ。｣
珍しいよね、レオナが美味いって言うの。
私は竜の姿で居なきゃダメって爺が言う。
リオ｢人の姿だと味のないものを食わんだろ。｣
美味しくないのは嫌だよ。
ヘビ爺｢マムシ食うか？｣
共食いしてて。
ヘビ爺｢誰がヘビじゃ！｣
ヘビ爺。
レオナはずっと私の隣に居る。
レオナ｢あ？｣
好きなところに行って良いんだよ。
レオナ｢何言ってるのか全然わかんねぇ。｣
でしょうね。
｢毛のある獣人なんてここら辺では珍しいです〜！｣
｢白龍様とは仲睦まじいようすですけど｣
レオナ｢まあな。｣
女の子達に囲まれ始めた。
ﾊﾞﾘﾊﾞﾘ
エース｢すんげぇ音。｣
鳥1羽丸ごとだからね。
｢白龍様！釣りして取ったんだ！｣
差し出された大きな器からはみ出るほどの魚。
リオ｢故郷のものを食うと精が出るじゃろ？｣
美味しくないけどね。
リオ｢お前は偏食が過ぎるから…｣
うるさい。
レオナ｢…！｣
徐々に離れていた距離に気づいたのかレオナが来た。
レオナ〜。
デュース｢ｸﾞｳｸﾞｳ鳴ってるのは何なんですか？｣
ヘビ爺｢機嫌が良いと普通の動物も喉を鳴らすじゃろ？その音じゃ。｣
レオナ｢へえ。可愛いとこあんじゃねーか。｣
要らんことばっか言う！うちの爺共は！
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莉奈 - 初めまして、この作品を気に入っており更新を楽しみにしております。ペテン師様のペースで更新頑張ってください (2020年4月6日 19時) (
レス) id: 008426968d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ペテン師 | 作成日時：2020年3月30日 9時
