16話 ページ17
side学園長
レオナ｢……｣
キングスカラーくんの様子が可笑しいですねぇ……
寮には何日も戻っていないようですし…
クルーウェル｢Bad boy！次に補習を受けなければ容赦しないぞ！｣
レオナ｢…ﾁｯ……｣
彼女は療養中の為、欠席…と。
ヴィル｢…や〜ね、爪が欠けたなんて有り得ないわ。｣
ケイト｢ヴィルくんの爪が欠けるなんて珍しいね。Aちゃん、お休みしてるんでしょ？だからレオナくんも元気ないんだね。｣
レオナ｢…ふん。｣
ヴィル｢オンボロ寮のAの部屋で過ごしてるんでしょ？乙女よね〜。｣
ケイト｢えー！マジで！？｣
おや…
リドル｢期限内に提出しろと言ったのに…｣
トレイ｢仕方ねえだろ、療養中だってよ。｣
リドル｢……全然体調悪そうじゃなかったのに…｣
トレイ｢ポーカーフェイスってやつだろ。｣
おやおや……
フロイド｢ねー、ジェイド知ってる〜？チンアナゴちゃんって竜人族だったんだって。｣
ジェイド｢ええ。小耳に挟んだ程度でしたが。しかもフロイド、彼女は竜人族でも貴重な白龍だそうですよ。｣
フロイド｢それってすごいの〜？｣
ジェイド｢ええ。｣
オクタビィネル寮は心配ないですね。
リリア｢さて困った……｣
シルバー｢何がですか？｣
リリア｢Aが居ればマレウスもすぐに帰ってくるのに…｣
違う悩みも居ますね…
イデア｢……僕の言葉を聞いてくれる人がまた1人減った……ぼ、僕はやっぱり暗くて陰気な所で静かに過ごそう……｣
シュラウドくんは…いつも通りな気がします。
レオナ｢……｣
ヴィル｢全くもう…失恋した乙女じゃあるまいし。｣
ケイト｢レオナくんはAちゃん大好きだもんね〜。｣
レオナ｢テメェらゴチャゴチャうるせぇ!!｣
ヴィル｢ヤダ〜、美しないわ。｣
ケイト｢レオナくん落ち着いて！？｣
あぁ、問題しかない!!
学園長｢キングスカラーくん。良かったら竜の国に行ってみてはどうです？鏡はどこへでも連れてってくれますし。｣
レオナ｢……｣
ラギー｢マジで行くンスか！？｣
レオナ｢いつも迎えに来させてたからな。たまには俺からも迎えに行く。｣
学園長｢他に竜の国に行きたい人！｣
エース｢面白そう！監督生！行こうぜ！｣
デュース｢お前だけでは不安すぎる！｣
簡単な旅行ですね。
にしても保護者の方かなり返事軽いですね…
手紙に
【構わんよ〜】
しか書いてないし…
ふう、問題のある生徒を送ってしまいましたが
学園長｢まあ良いでしょう。｣
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莉奈 - 初めまして、この作品を気に入っており更新を楽しみにしております。ペテン師様のペースで更新頑張ってください (2020年4月6日 19時) (
レス) id: 008426968d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ペテン師 | 作成日時：2020年3月30日 9時
