無謀 ページ37
「トレイ先輩。」
「Aにデュースにエース…どうしたんだ？」
少し困惑した様子でこちらを見てくる。私たちが図書室にいるのがそんなにおかしいか!!
「今日は寮長についてのお話を伺いに来ました。」
そうデュースが伝えると大きく目を見開き、どこか都合が悪そうに目をそらされた。
「やっぱりそうか…。」
薄々気がついていた、と言う反応。まぁ何かあったんだろう。
｢リドルは…｣
ここからはとても長かったのでカットする(((
だってさ、話すのも辛そうなんだもん。
…トレイ先輩のかっこいい顔が歪んでる。
｢そんなことがあったんですか…。｣
｢俺分かったわ。｣
デュースが納得、とこくこく頷いていると突然パッと顔を上げるエース。
｢寮長があんな性格になったのはアンタのせいだよ。｣
｢え、今そんなこと言っちゃう？｣
空気読めねぇなお前！
｢だって、友達なら間違ってるって言ってやれるじゃん。怖くて従ってるよりマシっしょ！｣
…エースの言うことも一理ある。
タイミングは可笑しいけどね?!
｢だからと言って不服を申し立てるのもなぁ…｣
勝率は限りなく低い。
｢だからと言ってやらないのは駄目でしょ！｣
｢いや、もうちょっと時間がたってからの方が｣
｢俺のこの首輪どうすんの?!｣
｢図書室ではお静かに！！！！｣
うるっせぇなオイ…あ、このままだと素に戻ってるわ。
｢うるっ…学園長が一番うるさいですよ。｣
｢ゴホン、それはすみません。｣
｢で?どうやって寮長に不服を申し立てるわけ??｣
若干キレ気味のエース。なかなかない。
｢寮長に貴方がなれば良いんです。｣
…天才ともてはやされているリドル寮長に勝負を挑めと。
しかも1年ごときが。
｢考えなさすぎじゃないですか。｣
｢うるさいですね、成績下げますよ。｣
｢大丈夫です。ほぼ全部の教科の満点が確定しているので。｣
こういう時には役に立つよね本当に！！
｢…Aくんは参加できませんが、トラッポラくんとスペードくんは参加できます。助っ人は付けられませんがそれにさえ勝てれば寮長になれますよ。｣
あ、都合が悪いから無視したよ。
｢それをするっきゃねぇな。｣
｢だな。久しぶりに暴れたいところだったんだ。｣
うわぁ、元ヤンの名残じゃん治安悪いなぁ。
｢なら計画を立てないとね。｣
｢エイトフットとマルフィに魔法の特訓でも頼む??｣
｢それいいな！｣
ま、なんだかんだで面白いよねこの子達。
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すずらん - すみません。お願いなんですが、セリフの所にキャラクターの名前書いていただきたいです (2022年11月18日 18時) (
レス) @page5 id: 49286b2531 (このIDを非表示/違反報告)
チョコレートソース(プロフ) - ヴィランズの手下達の担当教科や担当寮、などのまとめを書いてもらってもよろしいでしょうか？ (2021年3月23日 21時) (レス) id: a8c1fc5263 (このIDを非表示/違反報告)
チェシャ(プロフ) - アルファさん» コメントありがとうございます。そ、そんな、お優しいお言葉ありがとうございます…！これからも頑張りますので応援よろしくお願いします。 (2020年4月22日 19時) (レス) id: 8db39e00ea (このIDを非表示/違反報告)
アルファ - とてもおもしろいです！続き楽しみにしています！更新頑張ってください！ (2020年4月21日 14時) (レス) id: 2d5813c050 (このIDを非表示/違反報告)
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