マロンタルト ページ30
「ただいま帰りましたー。」
「おう、焼けてるぞ。」
いや、トレイ先輩神だわ。
タルト…おいしそうすぎてヤバイ。普通にワールドバザールに売れるわ。元の世界に戻ったら検討するか。
「やっほー、うまく焼けた?」
「あ、軽々しい先輩。」
「なんか嫌なあだ名だなー。ケイトだって。」
「そういえばアッポイは?」
「無視しないで⁈」
見渡してもあの巨体が見えないのだからいないのだろう。
「山を愛する会、だか何だかに行ったよ。」
「トレイ君も注意してくんない⁈」
「ケイト先輩…可哀想。」
哀れむような目を向けるお前らも大した変わりないぞ。
「もーいいよ。トレイ君、さっさとアレ、やっちゃってよ!!」
「はいはい。」
アレ、って…??
「まさか…毒?!」
「違うぞ。とりあえず、好きな食べ物を思い浮かべてくれ。」
「じゃあじゃあオレ様はツナ缶と、チーズオムレツと…!!」
「俺チェリーパイ。」
「じゃ、じゃあオムレツで。」
え、じゃあ私は…。
「トレイ先輩の普通のマロンタルト。」
「それじゃ意味ないんだけど?!」
「え、じゃあうきわまんで。」
「うきわまん??ま、まぁいい。それじゃあ行くぞ。」
『
「さ、召し上がれ。」
「頂きます。」
さぁてと。普通のマロンタル…
「ァァァァァァァァァァ?!?!?!」
「うるさいんだゾ。俺様も一口…!!ふんにゃぁぁぁぁぁ?!」
「お前もうるせぇよ。頂きまーす…えぇぇぇぇぇぇ?!」
「うるさくてすみません。頂きます…!!な、なんですかこれ…!!」
うきわまんの味がする。
え、コロナかな(((
あれ味覚狂うんだよね。確か。え、でもさ、味がしないんじゃなかったっけ。
「なるよねぇ〜!!トレイ君、今回も大人気!!」
「まぁな。」
「なんですかこれ?!」
「俺のユニーク魔法、
すっけぇ…。トレイ先輩神だ。
「明日からトレイ先輩の近くにいようかな。」
「俺らのこと嫌いになった??」
「いや、隣にいればいつでもうきわまん食える(((」
欲望の塊だよな。これ。
「まぁいても良いが、ハーツラビュルに転寮してこなきゃいけないぞ?」
「部屋空いてます??」
「…空いてないな。」
「…行くのやめます。」
「それは残念だ。」
いや、私一応女だし。
さて、その一方。
「失敗しちゃったねー、Aちゃん転寮作戦。」
「まぁ、そう簡単には行かないよな。」
ここでも狙っている人が2人。
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すずらん - すみません。お願いなんですが、セリフの所にキャラクターの名前書いていただきたいです (2022年11月18日 18時) (レス) @page5 id: 49286b2531 (このIDを非表示/違反報告)
チョコレートソース(プロフ) - ヴィランズの手下達の担当教科や担当寮、などのまとめを書いてもらってもよろしいでしょうか? (2021年3月23日 21時) (レス) id: a8c1fc5263 (このIDを非表示/違反報告)
チェシャ(プロフ) - アルファさん» コメントありがとうございます。そ、そんな、お優しいお言葉ありがとうございます…!これからも頑張りますので応援よろしくお願いします。 (2020年4月22日 19時) (レス) id: 8db39e00ea (このIDを非表示/違反報告)
アルファ - とてもおもしろいです!続き楽しみにしています!更新頑張ってください! (2020年4月21日 14時) (レス) id: 2d5813c050 (このIDを非表示/違反報告)
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