【雪男】国王の裏側【赤】６！

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目黒side,


収録を終えて、最寄り駅から走って帰る。

グラタンなのにチーズを買い忘れたおっちょこちょいな涼太くんのおつかいもして、

今までで一番早く家に着いた。



dt「おかえり、おつかいありがとう。」



背中に回した手にぐっと力を込めれば、

同じようにして抱きついてくる。

小さい子をあやすようにゆらゆらしてくるのは少し気に入らないけど

クスクスと笑っているのが可愛いから良いかな。



mm「ただいま、、、。」

dt「ん、おかえりぃ、」



一分くらい玄関で抱き合って、

そっと離れていった涼太くんに

『手洗って、着替えておいで』と促されてやっと靴を脱ぐ。




リビングにはデミグラスソースのいい香りが広がっていて、

食欲がそそられた。

香りといえば、



mm「ねーぇ、涼太くん。」

dt「危ないから離れて？火傷したらどうするの。」

mm「今は火使わないでしょ？涼太くん補給させて(笑)」



キッチンで俺が買ってきたチーズを乗っけていた涼太くんに、

多い被さるようにバッグハグをして

うっすらと赤くなった耳朶にキスを落とす。



mm「俺とお揃いの香りは駄目なのに、康二はいいの？」

dt「、、、、程々にしてって言ったのに。」

mm「すっごい自慢してきたけど、」

dt「だって、子犬みたいな目してたから(笑)」

mm「康二とラウのこと甘やかし過ぎ。」

dt「そんなことないと思うけど、、、？」



そんなことある。

ラウが距離感詰めてきて、ボディタッチしてきてもニコニコして何も言わないし。

康二に限っては態と甘えさせてるんじゃないかなってくらい。

俺、涼太くんが二人を甘やかしてるの見て

そのたびに不安になる。

だから、、



mm「、、、俺の我が儘もきいて？」

dt「もちろん、きかせて頂きます(笑)」



次のオフには、同じ香りの香水を買いに行きたい。

全員集まる仕事の時、付けていこうね。

今日は一緒にお風呂入って、ぎゅっと抱きしめて寝たい。

グラタンのチーズ、多めに乗っけてほしい。



dt「沢山あるねぇ、他には？」

mm「ほか、、には、、。」





今、キスしたい。



















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sk「およよ？りょーた、めめと同じ匂いがするー！！」

ab「え、うそ！？お揃いってこと？」

fk「牽制してんの？(笑)」



そうっすよ。

涼太くんは俺のなんで(笑)



ru「舘さん。照れてる？可愛いね、めめ。」

mm「当たり前だろ。」

nb「お前怖い」












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