●◇〜２０７〜◇● ページ41
「あのですね、それには深い理由が・・・」
「いいからいうてみい？」
ニコニコと笑うゼノさんの笑顔がやけに怖く感じたのは僕だけじゃない筈((
どうしようか。
トリップを一から話す？
いやいや、面倒だし厄介だ・・・
応えは1つ。
欺けばいい
「それは、言えません」
「なぜだ？」
「もし戦闘になった場合、不利ですから」
僕の言葉は、裏を返せば・・・いや返さなくても能力だと言っているのと同じだった。
すると、３人はため息を吐いた。
どうやら事情を察したらしい。
「質問を変えるかの。なんと願った？」
「扉の外に、と・・・」
「なんだ、そんなに重くないね」
イルミが安堵の声を洩らす。
すると、シルバさんが続けた。
「あの部屋まではどうやっていった？」
「同じ理由でお答え出来かねます」
「なるほど。では軽い、か」
シルバさんが言うには、そこにたどり着くまで苦戦したか否かで重いか軽いかが変わるそうで。
・・・よかった、能力使ってて。
そんなこんなで、とりあえず和室からは出られた。
すると出た瞬間にカルトちゃんが抱き着いてきた。
「お姉さまっ！」
「ほわっ！？」
凄い勢いだったので危うく受け止め損ねるところだった。
よかった、受け止められて(遠い目)
「どした？」
「どしたじゃないです！ボクびっくりしたんですから・・・っ」
半泣きになってしまっているカルトちゃんに、罪悪感でいっぱいになる。
やめてよー、変態放置しようかなとか考えちゃうだろー・・・((
そんな思考回路を振り切る。
「カルトちゃん、僕にはね・・・
彼氏がいるんだよね。」
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七宝蝶nif(プロフ) - 方瀬梨乃さん» そうかーネタバレは楽しみがなくなるからね＼(^o^)／梨乃ちゃんの小説見るの楽しみ！ (2015年3月27日 1時) (
レス) id: 0f03a94449 (このIDを非表示/違反報告)
方瀬梨乃(プロフ) - 七宝蝶nifさん» 嬉しいww あのね、話したいけどネタバレになっちゃうから内緒(笑) (2015年3月27日 0時) (レス) id: f1289bce29 (このIDを非表示/違反報告)
七宝蝶nif(プロフ) - 続けて欲しい！！ (2015年3月27日 0時) (レス) id: 0f03a94449 (このIDを非表示/違反報告)
方瀬梨乃(プロフ) - 七宝蝶nifさん» なるww 大丈夫、アンケートの結果次第だ(笑) (2015年3月27日 0時) (レス) id: f1289bce29 (このIDを非表示/違反報告)
七宝蝶nif(プロフ) - 次の話があること、終わってしまうかもってことにww (2015年3月27日 0時) (レス) id: 0f03a94449 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：方瀬梨乃 | 作成日時：2015年3月8日 23時
