●◇〜203〜◇● ページ37
=イルミside=
「油断してたね」
「あぁ・・・」
親父はどうやら呆けたままの様だ。
それに対し、むしろ満足げな爺ちゃん。
「はっはっは!その位でないと、ウチには嫁げんわい!!」
どうやら爺ちゃんは破天荒な方が好みの様だ。
俺たち三人がいるのは、4番目の兄弟を幽閉している扉の前。
・・・兄弟だかよく分かんないけどね。
「で、どうするの?」
彼女がしてくれたことは、結構大変で。
外から開けるための設備は完ぺきに壊してくれている。
おまけに内側からロックを掛けられたんじゃあ、どうしようもない。
「この扉を破るのは、ちと骨が折れるぞい」
「ちょっとどころか、かなりだな」
この扉は特殊合金でできているため、簡単に壊せたものじゃない。
かといって、親父の技や爺ちゃんの技を使えば屋敷が崩れかねない。
俺の針は効かないし。
「・・・彼女、アレに会うかな?」
「ほぼ100%の確率でな。」
「ま、システムを知らん限り最初の『おねだり』で死ぬことになるじゃろう」
それ、俺の感情的には全然良くないんだけどな。
家の事情から言えば別に、って話。
ちょっと虚しい気がしなくもないけど、家の事を考えれば多少の犠牲は大丈夫だろう。
もっとも、システムを知っていれば話は別なんだけど・・・。
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七宝蝶nif(プロフ) - 方瀬梨乃さん» そうかーネタバレは楽しみがなくなるからね\(^o^)/梨乃ちゃんの小説見るの楽しみ! (2015年3月27日 1時) (レス) id: 0f03a94449 (このIDを非表示/違反報告)
方瀬梨乃(プロフ) - 七宝蝶nifさん» 嬉しいww あのね、話したいけどネタバレになっちゃうから内緒(笑) (2015年3月27日 0時) (レス) id: f1289bce29 (このIDを非表示/違反報告)
七宝蝶nif(プロフ) - 続けて欲しい!! (2015年3月27日 0時) (レス) id: 0f03a94449 (このIDを非表示/違反報告)
方瀬梨乃(プロフ) - 七宝蝶nifさん» なるww 大丈夫、アンケートの結果次第だ(笑) (2015年3月27日 0時) (レス) id: f1289bce29 (このIDを非表示/違反報告)
七宝蝶nif(プロフ) - 次の話があること、終わってしまうかもってことにww (2015年3月27日 0時) (レス) id: 0f03a94449 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:方瀬梨乃 | 作成日時:2015年3月8日 23時