影の人 (ページ9) - 小説/夢小説

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Aサイド

木の枝に横たわる

何もする気になれない

なんだろう

フェイがすごく気になる

僕と同じ何かを感じる

すごく、不思議な感じ

やっぱり、フェイは面白い

ﾌｪ「おい」

久しぶりに聞いた声

『ん？なに？』

ﾌｪ「お前を迎えに来たね。おいで」

両手を木下で広げるフェイ

僕は猫が何か？←

ﾌｪ「来ないのか？」

やめろ…！

そんな目で見るな…！

『はぁ、分かったよ』

木の枝から飛び降りてフェイの腕の中にダイブ

ﾌｪ「捕まえたね」

『あ“！』

騙された

ガッチリ担がれてんですけど

これ、逃げられないやつだ

ﾌｪ「大人しくしろね」

抵抗するのも疲れたからダル～ンってする

ﾌｪ「(コイツ、軽すぎないか？)ちゃんと食べてるのか？」

『あーたまーに。毎日は滅多に無いよ。それに、腹減らないし』

ﾌｪ「ちゃんと食べないとダメね！これからはちゃんと食べさせるからね！！」

急に大声出さないでよ

鼓膜破れる

ﾌｪ「連れてきたね」

あ、まだ担ぐんですか？

もう降ろしても良くない？

ｸﾛ「俺はクロロ=ルシルフル。幻影旅団の団長だ」

『ルフ、ルシル？』

ｸﾛ「ルシルフル」

『ルフルシル』

ｸﾛ「はぁ、可愛い」←

それからみんなの名前を教えてもらった