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Aサイド

『え?だって、僕のことものすごく殺そうとしてたじゃん?だからいいのかな〜って』

確かにあれは僕を本気で殺そうとしてた

なのに、幻影旅団に入れようと?

フェ「幻影旅団に入るなら殺さないよ。どうする?」

迷うな〜

『別に、僕はいいけど。でも、他の人はどうすんの?』

フェ「どうにかなるね」

フィ「お、おいフェイ。お前、お化けと話せるのか?」

は?

『お化けじゃないし。人間だし』

首に鋏を当てて、低い声で言う

フィ「わ、悪かった。んで、フェイ。お前本気なのか?団長はなんて言うか」

フェ「なんとかなるね。コイツ、ワタシより強いね。【許されざる者】がきかないよ」

フィ「フェイの【許されざる者】でも無理なのかよ。じゃあ、俺でも無理だな。俺はコイツを入れるのは賛成してもいいぜ?」

なんか、勝手に話が進んでるんだけど

『勝手に進めんのやめて。僕は入るなんて言ってないよ』

僕はここでいつもみたいにフリーの殺し屋やってたいの

たまにこういう風に強い奴と戦うだけでいいの

僕の娯楽を、邪魔しないでよ

フィ「ワタシたちと来れば、強い奴に会えるよ。それでも嫌か?」

『嫌だよ。たまにがいいの。そっちの方が楽しいもん』

コイツ、しつこい

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作者名:海百合 クラゲ | 作成日時:2021年6月3日 22時

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