6 side紫耀 ページ6
4月に大学に入学して
サークル勧誘でめちゃキレイな人がいた
その場で入った
入ってからも見てて
顔だけじゃなくて所作がすごいキレイと見蕩れてたら目が離せなくなった
一目惚れやな
すぐに行動することは無かった
彼女は先輩と付き合ってたから
美人に彼氏居て当然やろ
片想いも新鮮やったし
このままでええと思った
バイト先でのいい断り文句になるしな
好きな人が居るって事実を言うと
たいがい去ってくれる
何となくスクール水着に冷たくする事は出来んかった
子供に対する罪悪感かな
一言言いに来るんかスライダーしに来るんか
両方か
迷惑と言いきれない面白さもあったから
「お兄さん好きな人居てるん?」
「好きな人居るよ」
だから近づいてきて傷つくなよ
何回も登って行こうと思える階段の高さじゃないのに、何回もきた
途中から面白くて待ってたのは否定せんけど、スクール水着を待ってたっていうよりは
暇つぶしになったからやと思う
だから
純粋な子供のスクール水着に、俺の暇つぶしに付き合わせたらあかんと思った
「お前の友達の美人が好みや」
だから
お前は
俺以外を好きになれよ
やのに
友達を連れて来るって
…お前、どんな神経しとんねん
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作者名:しろ | 作成日時:2021年11月30日 23時