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32 side紫耀 ページ32

ゆうが最初に突撃してきたから

同じ回数位は遊びに来ると思ってた
まずそこから肩透かしや

からかわれてた可能性を潰そう


「……だから言ったやん…紫耀さんが…す、素敵すぎるからビビったんやって。…ほんまに…精一杯なんです…」

あ…
その顔…

あかんかも…
俺の家…に向かったの失敗かな…

でも…



「…そうか…んじゃ俺に…そこに痕をつけられて…嫌じゃ無かった?」


俺だって突っ走った自覚はあるし
もぅ好かれてる自信もない
もし ゆうが嫌やったんやったら…
そんなん…


結構キツイ


「嫌とかじゃなくて…お兄ちゃんに合宿やったって嘘やったんやろって怒られて…ほんまに合宿やったのに…」



よし
俺があんなんしても
嫌じゃ無いって聞いたからな


言っとくけど
結構アウトなラインやと思うで

俺が言うなって話やけどな

他の男には触らすなよ


「わかった。ゆうのやり場の無い怒りを発散させるいい方法あるけど、知りたい?」

お!
キラキラした顔になったな

モヤモヤさせて悪かったな



「んならここ、俺ん家な。ついといで」

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作者名:しろ | 作成日時:2021年11月30日 23時

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