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のぼせたようにフラフラしながら
駅についた

紫耀くんと繋いだ手は
改札で離れた

夜の冷えた空気が
離れた手と頭に染み込む

改札を進んだ時

「…ゆうちゃん…」

ヴヴヴッ

呼ぶ声と紫耀くんが手に持った携帯が震えた




ーーーー彼女だ！


思った時には冷静に言えた


「もう会わない。お互い相手に悪い」

最後にしっかり顔を見て

離れた






紫耀くんの彼女を傷つけてまで



会いたいと



…思っちゃダメだ

20→←18 壊れる



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作者名：しろ | 作成日時：2021年11月25日 18時

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