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「…大丈夫なのかな」


焦った僕の頭に最悪の事態が浮かぶ

何の病気か知らないけど
検査とかそういう僕レベルの軽さじゃない
っていうのは見てわかっていた


腕に繋がれた点滴のチューブ
たまにつけてる酸素マスク
フラフラとした足取りで歩く姿


「……っ落ち着け、落ち着け」


考えれば考える程
深刻化していく考えを払って

深呼吸する。


とりあえずすぐそこの看護師さんを
呼び止めて花の居場所を聞いた

「あぁ、佐伯さんね
さっき廊下を歩いてるのを見たから
そろそろ帰って来るんじゃないかしら?」

「…そう、ですか
ありがとうございます」


帰って来る。

その言葉を聞いて僕の体は
大きな安堵感に包まれた。

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はる - とってもいい作品でした!これからも頑張ってくださいね! (2019年8月14日 15時) (レス) id: 9386fcb447 (このIDを非表示/違反報告)
ドS娘 - 更新頑張ってくださいね^_^ (2017年6月9日 21時) (レス) id: 8d85534e35 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:とあ | 作成日時:2017年5月16日 13時

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