今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:10,959 hit
小｜中｜大
18 ページ19
「…………あの、僕みたいな部外者が
ここにいて…いいんですか…？」
当たり前の様にいるけど
冷静に考えれば僕みたいな
関係のない人間は
こんな場所に入れないはずなのに
「……貴方、佐伯さんの恋人でしょう？」
「はい！？」
なんて勘違いをしているんだ
でも此処で違いますなんて言ったら
部外者だし追い出されちゃうかな。
「佐伯さんが残してた手紙。
その様子だと見てないのよね
親御さんはもう見ているわ」
そう言って、棺の脇から手紙を取り
彼氏(仮)の僕に差し出す。
花の達筆さがよくわかる綺麗な字で
『家族へ。』と書かれた封筒
君の、最期の言ノ葉。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 21人がお気に入り
「歌い手」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
はる - とってもいい作品でした！これからも頑張ってくださいね！ (2019年8月14日 15時) (
レス) id: 9386fcb447 (このIDを非表示/違反報告)
ドS娘 - 更新頑張ってくださいね^_^ (2017年6月9日 21時) (レス) id: 8d85534e35 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：とあ | 作成日時：2017年5月16日 13時
