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最終日 僕は荷物を纏める為に
少し早く起きた
何時もより肌寒く感じる朝
伸びをしながらまだ寝ているであろう
花の方を見た
すると
隣で寝ているはずの君がいなくて
ベッドもきちんと
ベッドメイキングされていて
違和感を覚えた
「…花?」
今呼んでも帰って来るはずない声
「…ま、さか」
まだ目覚めきらない体を無理やり動かして
ナースステーションに行って
花の居場所を聞いた
何やら数人の看護師が話し
その後「面会は出来ますよ」と言われた為
すぐに頼むと僕をある場所に
連れて行ってくれた
そこは…
もう末期の患者が来る場所…
ではなく、
息すら出来なくなった人が集まる
とても冷たい空間だった。
『霊安室』
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はる - とってもいい作品でした!これからも頑張ってくださいね! (2019年8月14日 15時) (レス) id: 9386fcb447 (このIDを非表示/違反報告)
ドS娘 - 更新頑張ってくださいね^_^ (2017年6月9日 21時) (レス) id: 8d85534e35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:とあ | 作成日時:2017年5月16日 13時